Viltrox 小型フルサイズ用20mm単焦点Viltrox AF 20mm F2.8 FEを発売:157グラム:フィルターは超薄型でないと蹴られる:製品レビューと性能

中国ブランドのViltroxは、52mmフィルター、157グラムと軽量、しかも米国では160ドルのAFレンズ

Viltrox 20mm 2.8 AF FEを発売

ソニーEマウントに対応、ニコンZマウント、富士Xマウントも予定されているようです

いつもの英国Christopher Frostさんが製品レビュー

Viltrox AF 20mm f/2.8 lens review

これまではタムロンの20mm 2.8が250ドル(年数回のセールで230ドルくらい)が最安値でしたが、

ビルトロックスは一気に160ドルの低価格でより小型のレンズを出してきました

動画0:55 【フルサイズでの】20mmは今日より一般的になってきている、【フルサイズ用の】20ミリをカバーするズームレンズも出てきているし

一眼レフの時より、ミラーレスカメラ用の広角レンズは設計がしやすいせいもある

今のカメラは高画素になったので、広めに撮影して、後からトリミングするというやり方も有効だ(アメリカのストリートスナップ写真家(ファッション撮影もやってましたが)、ウィリアム・クラインは、当時は超広角だったフルサイズの28mmで、町の一瞬の出来事をとりあえず撮影し、後からトリミングする手法で、多くのチャンスを撮影することに成功しました リンク リンク2)てなわけで、この小型の20mmで、適当に撮影し、後からトリミングで切り出すというやり方だと、真価発揮ということがあり得ます

動画2:03 シンプルなデザイン 制御ソフトのアップデート用のUSB端子があるが防滴防塵ではない

レンズはプラ製のMFフォーカスリングがあるだけ

動画2:28 MFリングの反応はややおそいが正確に機能し、フォーカスブリージングは普通にある(で?)

動画 2:38 AFは大部分は静かで正確だが、AF-Aではややスピードが遅いが、AF-Cでの反応はナイズ

動画2:53 フィルターは小さな52mmだが、よほど薄型のものでないとけられが出る(当ブログ補筆中国メーカーのフィルターは超薄型が普通なのでそれに合わせたか?) 

3:04 薄型の偏光フィルターでも隅っこに少しけられが生じてる

動画3:30 4200万画素のSony A7RIIIでレンズ補正機能をオンにして、テストチャート作成(ブログ補注このチャートはFrostさんの自家製特製で、印刷屋に発注するような結構でかいサイズだということです=ただし細かいサイズは公開されず)

中央部はF2.8解放からグレートなシャープさとコントラストで、F4でエクセレントになる

周辺はF2.8だとややソフトになるが、こうした超広角レンズとしては、使える画質だよ

F5.6でとてもよくなり、F8でエクセレントだ

160ドルの超広角レンズとしてはとてもリーズナブルな性能だ(当ブログ補筆 一眼レフ用にキヤノンやニコン、ソニーが出していた、ちょい古めの7~10万円位したレンズよりはるかに性能は上)

動画4:25 カメラの補正機能を切って、周辺減光と、歪曲収差を見よう 歪曲収差はひどいというものではないが複雑な形状=手動での補正は無理っぽい 周辺減光はF5.6に絞っても強く残るし、それ以上改善しない

動画4:52 このレンズは最短撮影距離19cmとよれるが、タムロンの20mmのようなハーフマクロ性能はない 最短撮影距離のF2.8の中心は普通にシャープだ

動画5:10 逆光は普通にゴーストが出る

動画5:28 コマ収差はF2.8で少しだけあるがF4で解消

光芒はF8から目立つようになる

動画5:50 ボケ質だが、かなりよらないとボケは出せないが、特に問題なくスムーズだね

160アメリカドルの値段からするとファンタスティック

としています

52mmフィルターが使える小型優先なので、性能には周辺減光などでの妥協もありますが、一眼レフのころの20mm 2.8などとは比較にならないほど開放からシャープな写り、コマ収差も少ないなど

ソニーは他社にマウントのライセンスを出すようになってからは、買いやすい廉価レンズをほぼ出さなくなりましたが、中国ブランド(開発製造会社は別の可能性が)のレンズが、ここまでくると、ソニーが自分で廉価レンズを無理して出すことはないとも言えます

Viltroxは、日本での修理は?な状態が続いていますが

160ドルで、為替が一ドル130円位になれば、かびたり、壊れたら買い替えでもあるいは納得の値段とも言えます(最近は修理代が値上がりしたので)


50mm標準レンズでは写真が撮れなかったから、28mmレンズを手に入れたときが僕の写真が始まったんだ【William Kleinウィリアム・クライン】

フランスのストリート写真家カルティエ・ブレッソンHenri Cartier-Bresson(1908-2004)と、50mm標準レンズ:ストリートスナップ撮影とレンズ選び

160米ドルのフルサイズ対応Viltrox AF 20mm F2.8 FE:小型で高性能:ストリートスナップにはうってけ?

ニコン非公認(公認のアナウンスはないから)中国ViltroxのZマウント用40mm F2.5, 小型化が優先されたせいか、ボケが荒いとの海外評