Daz Studio 3Delight用Awe Shaderでの髪の毛のShader設定

AWE ShaderはDaz Studioに搭載の3Delightレンダラーの性能をフルに引き出す、ライトと、Shaderのセットで、はじめはDazで有料で販売されていましたが、

現在は、バグなどが修正された最新版が、

ShareCG

https://sharecg.com/v/96443/browse/7/Material-and-Shader/AWE-Shading-Kit

もしくはRenderosityで無料公開となっています

https://www.renderosity.com/freestuff/items/86304/awe-shading-kit

付属のライトと、Shader、そして指定の3Delightのレンダラー設定で、Daz標準のShaderとライトに比べ高速かつ高品質な3Delightのレンダリングが可能になります。

まあ、これ使うと、Dazの3Delight用の標準設定が、いかにヘボかもわかっちゃうわけですが(トゥーンシェーダーとかには効果がないので、トゥーンをシたい人にはあまりありがたみはない=Dazの3Delight標準設定で良い)

このAWE Shaderとライトセットは、Dazの独自に構築した(RSLに準拠はしている)、非力なマシンでもそこそこ動かせることを念頭にしたShaderやライトなどの3Delight対応独自規格システムではなく、Maya用の3Delight用のShader(RSL Renderman Shadiong Language方式の)やライトの設定に近い構造となっており(作者談)、本来の業務で使われる3Delight本来の性能を引き出すために作られました*RSLは、ピクサーは仕様を公開したため、3DelightやFireflyなど、多数の互換レンダラーが誕生し、長く使われてきた規格ですが、最近は、新しいShading Languageへ移行し始めています。ただし、RSLが実用で足りることもあり、また、PoserのFireflyも現在もRSLを使っていることとアップデートしていることから、今後も長く使われるでしょう この種のレンダラーは、非現実的な描写トゥーンレンダリング系に向いているので、廃れることはない(Daz Studioが3Delightを搭載しなくなる日は、新製品を3Delightに対応させなくなってから(自分で3Delight用のShader設定しないといけない)長くなる以上、あるいはありかもですが)


さて、Dazで売られている3Delight対応の製品のShaderをAWE Shaderに置き換えた場合、多くの場合微調整がいりますが、

特に厄介なのは、髪の毛

AWE Shaderのホルダーを開くと、プリセットの髪の毛の一覧が出ます

最初の3つが、はじめからテキスチャーなどマテリアルを張ってある髪の毛用で、普通はこれ3つのうちどれかを使います 1が細かい髪の毛、2が中間、3が少し粗め とアイコンに示されていますね まあ、左上にある1を使うのが一番無難

コンバートしたい髪の毛を選択し、Surfaceタブですべてのマテリアルエリアを選択したら、

少し粗めの髪の毛なので、Ctrlキーを押しながら、AWE Base Hair 1を選択してマウス左クリック

Replaceのままだと、髪の毛のマテリアルが失われるので、Ignoreと変更してAcceptボタンをクリック

そして、3Deliigtの設定をAWE用に変更してレンダリングすると

どこが高性能Shaderなんだよという結果しか出ません、

そのあたりは、

作者のWowieさんが、↓のフォーラムで、Awe Shaderでの髪の毛のShader設定について解説

AWE Shaderには、3Delight用の髪の毛用のプリセットがありますが、髪の毛によって、調整数字が異なり、

髪の毛のすべてのマテリアルを選んだ状態で、Surfaceタブで、Use Face Forward(下までスクロールすると出てくる)をONにしたあと、

真ん中あたりにあるOpacity うんジャラという3つの項目のあるところに移動、

とりあえず、作者さんは

Opacity Filter 1 50%,

Opacity Filter 2 72.5%

Opacity Optimization を100%

にして、とりあえずテストレンダリングしてみて見ようと推奨

試しにその設定にすると…。

少しましになりましたが、髪の毛には程遠い

Wowieは、髪の毛ごとに最適な設定が違うので、試してみないと、その髪に最適な設定はわからない、上の設定数字を基準に弄くれ、ということなので、うまくいかないようなら

Opacity Filter 1と、Opacity Filter 2の数字を大きめの方に色々変更してやって(Opacity Filter 1 を70%, Opacity Filter 2を90%あたりとか)、最適な設定値を探り出す作業がいります

まあ、Opacity Filter 1の数字を弄くるのが一番効果的なようなので

ためしに

とやってみると、以下の結果となります

髪の毛っぽくなりました まあ、髪の毛ごとに最適な設定値が異なるので、結構面倒な作業ですが

なお、AWE Base Hair 3(少し粗めの髪用のプリセット)に変更して、同じ設定をした例は、

AWE Shading Kit for DAZ Studio and 3delight

https://hpclscruffy.daz3d.com/forums/discussion/280441/awe-shading-kit-for-daz-studio-and-3delight/p2


DAZ Studio 標準レンダラー 3Delight用の強化シェーダー

DAZ標準ライトをAWE Shader用に設定する方法↓

Daz Studioと内臓レンダラー3Delight: Daz Studioの無料付属3Delightのフル機能を開放させるためには? 低性能旧製品と卑下される理由はそもそもない

AWE Shader用の3Delightレンダラーの設定は、

In-Depth Tutorial for squeezing the best of 3Delight?

https://www.daz3d.com/forums/discussion/303011/in-depth-tutorial-for-squeezing-the-best-of-3delight/p1

3Delightのレンダリング設定ではさらに、Scripted 3Delight (RSL) Raytracer Finalの設定をさらに付け加えることを上では推奨

めんどくさい人用にAWE Shader用の3Delight のレンダリング設定プリセットをテレグラムにアップしておきました(自己責任で、再配布をしない以外の利用制限はつけません

stockmoneyphoto.wordpress.comのテレグラム支店

https://t.me/stockphotomoney/569

1)Telegramのアカウントとアプリを持っていないと、ダウンロードはできません(持っている場合はTelegramアプリで左側の青いアイコンを右クリック→Save asで保存できます)

Daz Studioの適当なホルダーに突っ込んで、マウスでClickすれば、AWE Shaderとライト用の3Delightレンダリングエンジンの設定が完了

Daz Studio 3Delight用AWE Shader付属EnvromentライトでのHDRIの利用、環境ライトマップの設定

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