RAW撮影で色はいかようにもいじくれる?キヤノン、ニコン、ソニー、フジ、好みの色でメーカーを選ぶのが最適:べクトルスコープとRGBパレードでの分析

デジタルカメラはフィルムと同じように、メーカーの好みの色を複雑にセットしてあるため、

RAWで撮影しておけば、現像時に色はいじくり放題

というのはある意味間違いです。

ということは実際はないです

現実には、やってられませんがな の世界になることも多い

カメラメーカーのRAWデーターに組み込まれた脚色、レンズ収差補正などを解除できるソフトとしてRAW Therapeeがありますが、ニコンのRAWで撮影したデーターを読み込んでも、

RAW TherapeeでニコンのRAWデーターを読み込んで色調整を簡単にした例、RAW撮影でメーカーの埋め込みプロファイルを解除する、Raw Therapeeでも、ニコン色=赤が黄色がかる特徴はしっかり残ったまま

ニコンの赤を黄色っぽくする、ニコンの色の脚色は残っちゃいますねw

まあ、簡単に赤の黄色みを減らす作業をしてみますが、

赤も黄色浮きを簡単に補正しようという実験 Raw Therapee :Removing Yellow cast on the red suits

赤のスーツの黄色かぶりを補正しようとしていくと、他の部分の色合いがややおかしくなるのもわかる

このため、RAWで撮影すれば、色は後でいじくり放題ではなく、実際の作業はレイヤーでのマスクレイヤーを使っての画像編集ソフトで、必要な箇所のみの色補正のレタッチ作業が必要となります

(専用のカラーチャートとその専用のソフトを併用しての、RAW撮影で、専用ソフトでの色復元+その指定現像画像編集ソフト(大部分はアドビのものだけとか)という話は、この記事ではしていないのですが、きになるなら、その方法もあります。まあ一番確実かな? ただ、一般の人には面倒な作業になりますよね プロや仕事でもないのに、カラーチャートいつも持って出歩くのは)

ニコンは昔黄色いとか言われていましたが、現在も黄色の発色を重視したカラーバランスを作っています。

このため、特に赤などは、黄色がかった色で表現される事が多々あります(まあ、実物が黄色がかった赤の再現はニコンはいいので、ニコンが悪いということではないです ただ、深みのある赤の再現がニコンはやや苦手

まあ、下の例は目立つように撮影したもので、極端すぎ、実際はそこまで気になることはないでしょうが、まあ参考として、ニコン機で撮影して赤のボディスーツに妙な黄色浮きが出すぎた例

An example of Yellow Tint on the Red Suits Nikon D600

黄色の浮きすぎた赤のボディースーツの色は、色ごとの彩度(Affinity Photoでは、HSL [HSL調整] https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Adjustments/adjustment_HSL.html&title=HSL%E8%AA%BF%E6%95%B4)を調整して、赤の彩度や輝度を下げたりすることで、

以下のように赤に黄色が浮くのを抑えることはできますが、

HSL adjusted 

彼女の場合、赤の入った金髪なので、ボディースーツの赤の黄色浮きを抑えたことでついでに、髪の毛の色が今度は少しくすみます

このため、他の部分に影響しないように、部分ごとにマスクをしながら特定の色の彩度の調整をしていくという作業がいることが多く、

非常に手間のかかる作業となります

現実的でないですよね。

色を正確にするための、カラーチャートと、1回毎に色復元の専用ソフトでの分析+現像ソフト転送も、普通の人いちいち使いたくないですよね。*カラーチェッカーは、2年位ごとの買い替えが推奨される、消耗品です。

というわけで、自分の好みの色合いを作る、メーカーを買うのが一番手っ取り早い 

深みのある赤なら、ソニーが結構忠実ですが、忠実イコール=人が好ましいと思うのとは異なるので、

キヤノンのメーカー脚色の赤がいい、やや黄色がかった赤ならニコンもかえって好都合、という人も当然いるわけで、その場合はキヤノンやニコン機を好みで選ぶのが正解です


写真の特定色の被りを簡単に特定するには、ベクトルスコープ(VectorScope)、あるいはRGB Parade機能のあるソフトが便利です(Adobe Premiere Pro, Affinity Photo, Raw Therapee, DaVinci Resolveなど)

まあ、ほとんどのRAW撮影を勧めますの方々が、全く紹介しない機能(動画編集ソフトの方で装備されていることが多く、AdobeのLightroomやPhotoshop、各社のRAW現像ソフトにはなかったりするからw)ですが、画像や動画の色の中立性や、色の傾きを、簡単に把握できる機能です。RGBの各色のヒストグラム表示より、直感的に理解できるのが特徴(まあ、ネットのバカ便所系統SNSの「RAW現像」ごっこは、大半が、オレっちRAWで撮影現像という高等テクニックを知ってるんだぜと、他人を上から評論したい、マウント取りアホが多用して、そのくせ実際はどうするのかはわからない、いつも当てずっぽう現像しかしてないのですがwカカクコム(バカが書き込む)掲示板とかよく笑えますがw まあ、大学、高校とかの教育者とかにもよくいますけどね、自分が講釈してることを、実際には十分の一も理解してないと自己紹介してる連中。巷にあふれる、「RAW現像セミナー商法」に注意w)

Affinity Photoでは、RAW画像でしかベクトルスコープ、RGB Parde機能は使えない(Raw TherapeeはJpegやTiffでもベクトルスコープ、RGB Parde機能は使える)

試しにAffinity Photoでのベクトルスコープ分析の例ですが

Analyzing image color cast with Vector Scope ベクトルスコープ(Affinity Photo)機能での色かぶりの検証 Affinity Photo

Analysis of Color Balance in the VectorScope

グラフが、R(赤)と、Y(黄色)の方に大きく動いていて、赤と黄色がこの画像は強すぎることを示しています

RGB Parade(RGBパレード)でみてみると、

Color Cast Analysis of RAW data with the RGB Parade

赤が異常に強く、青成分が弱いことが示されています このことから

赤、青の彩度や輝度を彩度(HSL)コマンドで弄くると、色が忠実系になるという目安が判断できます

関連グラフには色々あったりしますが、人間が判断しやすいのはベクトルスコープ(VectorScope)、あるいはRGB Parade(RGBパレード)なので、それを見ておけば、補正の目安と色かぶりの具合がわかります ヒストグラムよりわかりやすいのが特徴

ちなみに、Raw TherapeeでのH-C Vectorscope:(人間の知覚に近いとされる形式)H-C(色相‐色度)ベクトルスコープでの読み込み例(画像は若干色補正してますが,ニコンの赤に対しての黄色うきは残り、修正作業は、レイヤーマスクを使っての面倒くさい作業、あるいは補正カラーチャートの撮影も同時にするなど、面倒な場合もある)

VectorScope of the Raw Therapee

ホワイトバランスを取るのに最適なのは、しわくちゃにした白い紙なんだ【ハリウッド特撮映画監督の撮影講座】A Cramped Piece of Paper is the best tool for the White Balance

RAW現像と色かぶりを調べるベクトルスコープ(VectorScope)機能:Raw Therapeeでグレーカードなどのニュートラル性を調べる


「色相・彩度」の基本と応用 | Photoshop 色調補正ゼミナール

Photoshop 色調補正ゼミナール

「色相・彩度」の基本と応用

解説:御園生大地 Shuffle 玄光社 2013年03月14日

https://shuffle.genkosha.com/software/photoshop_navi/color/8315.html


モデル

ヱヴァンゲリヲン新劇場版 アスカ・ラングレー 1/7 完成品フィギュア[グッドスマイルカンパニー](以下の記述は、原著作者の権利を制限するものではないです)

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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カラーチャートはどのブランドがいい?calibriteが一番無難なのは2024年も一緒 だた、割高という話は残る

JPEGの画質劣化の神話と、JPEGが劣化しやすいアドビフォトショップなどのアドビ系ソフトの独自JPEG解析保存機能: JPEGかRAWか Degradation of Jpeg File

sRGBとAdobe RGBどっちがいい?(RAW現像商法、フォーカスブリージング商法とにている部分があることに注意)

ライティング機材が1セットしかなくても、複数のライトでライティングしたかのようなレイヤー合成撮影のトリック:Affinity Photoでの解説

自作ブラシ作成に著作権切れ、あるいは著作権放棄のイラストなどの素材サイト

PNG形式として背景等が透過になっているので、ブラシ素材としても最適

著作権がなくなった、昔の図鑑などから、花や魚動物のイラストを、ブラシに転用しやすいPNG画像で提供

上のイラストから、魚のブラシを作ると、以下のように簡単に多数の魚で溢れたイラストがかけるw

(魚の絵自体は著作権切れですが、配列には当方の著作権が絡むと解釈しています)


https://openclipart.org/

結構いい素材ですね

https://openclipart.org/detail/346283/post-apocalyptic-couple

アメコミ風イラストが多数権利放棄で使える

似たようなサイト

http://www.publicdomainfiles.com/


Affinity Photoでのブラシの作り方

カスタムブラシの作り方・画像から一撃でブラシができる新機能追加【Affinity Photo1.9アップデート】|Windows|PC版
【一から解説】ブラシの作り方講座【CLIP STUDIO PAINT】
【Photoshop講座】カスタムブラシの作り方!基本がわかれば簡単!

漫画レンダリングの補助画像生成線画抽出ツールLineRender9000 [Daz Studio]3Delightレンダラー専用 より手書き風のイラスト漫画絵を得る材料素材作成ツール

LineRender9000

https://www.daz3d.com/linerender9000

クリックして34653_linerender-9000-user-guide.pdfにアクセス

**類似製品としてDaz では、Camera Magic: ToonyCam Proが売られていましたが、現在は販売終了

LineRender9000は、下の記事で紹介した、Daz Studioの隠しコマンドになっている

3Delightでの輪郭線抽出【Daz Studio】トゥーンレンダリング

3Delightレンダラー(画像化エンジン)の、輪郭抽出機能を拡張するものです *Camera Magic: ToonyCam Proも似たような原理のものだった

Line Render 9000 Teaser

上にあるように、画像編集ソフトでフォトショップのスケッチフィルターなどに比べ、簡単に優れた輪郭抽出ができるわけでもなく、取り出された線は太く、さらに意味不明の画像が何枚か出てくるだけなので、一般の人はこのツールの有効性が理解できなく人気がないのは当然です(さらにDazはIrayレンダラー用にしか製品を出さなくなったので、3Delightレンダラー用のアイテムを買うのに躊躇する)**ただし通常のトゥーンレンダリングの背面法などでは出しにくい、物体がほかの物体にのめりこんでいる部分の線を、Color IDを使って線を出す機能(コンポジット方式)をLineRender9000は持ってい

まあ、使い方としては、これの出す画像を、フォトショップなどの画像編集ソフトのレイヤー合成で、Daz Studioの出したレンダ画像と混ぜ合わせることでよりリアルな、手書き風のイラストや漫画絵を生成するのがこのソフトの役割です

1:このため、画像編集ソフトのレイヤー合成を使わない人には無用の長物 

2:また、輪郭線だけが必要な場合、Daz Studioの隠しコマンドで出せる輪郭抽出ツール(関連記事:3Delightでの輪郭線抽出【Daz Studio】トゥーンレンダリング)と同じようなラインしか出ないので、これを特に買う必要はない

RenderLine9000は、線のレンダリングを行う場合、通常は配置した3DモデルのShaderを全部いじる必要があるのに対し、その役割を持つShaderをカメラに内蔵させることによって、いちいち個別の3DモデルのマテリアルやらShaderの設定をしなくても、

カメラを取り換えるだけで、いろいろな線画などの抽出設定を変えられる製品

輪郭線に関しては、トゥーンシェーダーの知識がなくても、その原理となった原始的なトリック(特撮とかの、現場のアナログでの光学トリック知識を応用したのが3Dソフトの、トゥーンシェーダー)で、簡単に線が出せるし、あるいは隠しコマンドでもできるので(関連記事:3Delightでの輪郭線抽出【Daz Studio】トゥーンレンダリング)、特に必要な機能ではないです。

とりあえず、初期のセットアップにしたがい(使い方はほかの日本語サイトにあるのでそこを参照)LineRender9000で、画像を出力させると*多数のカメラが出てくるが、各種カメラの位置揃えは、基本となるカメラを選択 Ctrl + C そのあと、そのカメラと位置合わせたいほかのカメラを選択 Ctrl + Vで各カメラの位置関係をそろえられる

1の元画像(LineRender9000のレンダリングでは出てこない)に対して、多数の意味不明の画像が出てくる。

(色付きの画像は、Blenderでいうコンポジットノード(古くは「塗り分け法」と呼ばれ、コンピューターが線を出すべき場所を判断しやすいように、部分部分に分かりやすく違った色を指定し、その境目に、コンピューターが輪郭線を作る方法)と同じ理屈で、線を出すための、色情報ColorIDで指定された色を表示)

輪郭線アウトラインに関しては、このLineRender9000では太い線が出るのですが、距離が離れた場所まで線が太いのは、あまり歓迎されない。というわけで、Dazでの場合、アナログ光学トリック方式含め、ほかの方法で輪郭線を出すほうが、多くの場合早くてよい良いことが多いので、LineRender9000が生成した線画は今回無視しますが

意外とレタッチ合成に役立ち、

大事なのは、2にある真っ黒な画像 Fresnel Reflected v.tiff という名前で出てくる

これを、Previewレンダで出したOpenGLでの、いまいちのっぺりしたトゥーンレンダリングの、明暗差の少なさの補正に使います、

OpenGLあるいは3DelightやIrayのToonShaderなどでいくら工夫しても、諧調的には、↓のように、いかにも3Dソフトの「漫画風」画像にしかならないのですが(外皮の皮膚マテリアルの作りこみの要素が大きい)、

上の黒いFresnel Reflected v.tiffの画像と、元画像を、レイヤー合成機能のあるPhotshopやAffinity Photo, Corel Paint Shopなどで、レイヤーとして取り込み、

Fresnel Reflected v.tiffを、レイヤー内で明暗反転(Affinity Photoの場合は、Ctrl + i もしくは、レイヤー → 反転. Photoshopだと、イメージ」→「色調補正」→「階調の反転」もしくはCtrl + i、Photoshop Elementsはメニュー項目がないので、Ctrl + iで、明暗反転となる(テーマやシーンによっては反転させないほうがいい場合もあるが、多くの場合、Fresnel Reflected v.tiffを反転させた方がいい)

以下のように合成し、トーンカーブと彩度をいじくり、レイヤー合成(合成モードは、焼きこみカラーの設定)で出るごみデーターを消しゴムツールで消すと、

いかにも安っぽい3Dのアニメ風画像が、より洗練されたものとなります

ただ、この白黒情報ツールがない、少し画質(というか陰影の付き方)が異なるのでいいのであれば、ほかのレタッチ方法もあり、絶対困るものでもなく、LineRender9000が絶対に必要かといわれると、少し微妙なところはあります

まあ、LineRender9000は、レイヤー合成などでトゥーンレンダリングに仕上げたい人には、明暗マップを作ってくれるので、追加のレタッチ情報素材を追加してくれる便利なツールとも言えますが、

本来の線画を引き出すためのツールとしてだけ考えるなら、あるいは買わなくてもよいツールと、当方は思います。

ColorID=塗分け法(Blenderでいうコンポジットノード)式の、輪郭線を出す方法は、便利なときもあっても、マテリアルMaterial Surfaceが線を出すように都合よくできていないと使えず、場合によってはMaterial Surfaceを自分で手動で、範囲を指定しなおした、新しいSurfaceを作らないといけない と面倒なときがある

本格的な使い方は、付属のマニュアルだけでは全く不十分で、しっかりした使い方動画は、120ドルもする別売り(50ドルくらいが妥当だろ)と、ホビーユーザーには手を出しにくい価格(*日本で解説記事書いてる人たちは、明らかにこの指導動画は見ていないのは、内容を見ればわかるので、買ったけど使い方わかんねーと放棄した人も結構いるだろう 当方も使い方動画はかっておらず、ほかの人から中身の一部教えてもらったw)

Creating Incredible Line Art with Line Render 9000 – Bundle

https://www.daz3d.com/creating-incredible-line-art-with-line-render-9000–bundle

3Delightで、結構時間がかかるのでせっかちな人には向いていない

ただ、のちにDaz Studio内臓Iray用のトゥーンシェーダーOso Toon Shader for Irayを作ったOSO氏は、ColorIDを使った塗分け法を、実現するのに、LineRender 9000の作者からコードを提供してもらえたと感謝していますし、開発の遺産は受け継がれています

Oso Toon Shader for Iray

https://www.daz3d.com/oso-toon-shader-for-iray


2020/03/02 CG World

3DCGで背景を効率的に描こう!  漫画制作で使える3DCGの便利TIPS

https://cgworld.jp/feature/202003-cgw259t1manga.html


モデル

ライセンス表記 (c)Mirai Akari Project

ミライアカリの公式MMDモデルは、常識的な範囲内での改造使用が認められている、Vtuberの公式モデルとしては、キズナアイと並び、使用条件が緩い、珍しめのモデルですが(Vtuber初期にはそういう条件で公式MMDモデルが公開されたのは、ほかにも電脳少女シロとか普通だったが)

商用とか、別人格への改造行為、過激な性行為などの非常識な用途に使うと規約違反になるので注意

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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*ネットで当サイト画像不正利用を見かけたら、日本之官庁担当に、使用条件としての日本政府への寄付を請求するように、心ある市民は、たとえば文化庁などに連絡していただければ幸いです

*ミライアカリ著作権保有者の、一次著作者としての独自著作権による対応を制限するものではありません


タグ: アニメ調レンダリングの方法

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3Dソフトの、漫画風イラスト作成の、トゥーンレンダリング(セルルック)で、どういうわけか、太くて強い線を出せない場合、絶対条件として

1:弱く細い線でもいいから トゥーンレンダリング(セルルックToon Rendering)で、輪郭線(Outline)を出せていれば、

後は、Photoshopなどの画像ソフトの「スケッチ」「輪郭のトレース」とかいった類の機能で、加工した画像をレイヤーでかぶせて合成して、輪郭線を強く表現する手法があります(画像レタッチソフトの、レイヤー機能の基礎操作の知識が必要です https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/layer-basics.html ソフトによっては(皮肉なことにアドビのソフトは、操作の説明やメニューの作り方が、やや不親切)操作が直感的でないので、しばらく????となる人は結構いますが、慣れると各社のソフトで共通することも多く、さほどむつかしくはなくなります). 3DCGアニメ動画・番組でも、3Dソフトで輪郭線を出すのではなく、動画のアドビアフターエフェクト(AE)で後から、レンダリングされた動画に、輪郭線追加レタッチで輪郭の線を出すという手法は、実際は古くからおこなわれており、静止画でも2Dの画像編集ソフトで、輪郭線を足すという手法も実際には全然ありな世界です(というか使われていたw)

レイヤー機能の、下はAffinity Photoの画面ですが、

のどれかで合成してやると、かなりいい感じで輪郭線(アウトライン)が付け加えられます

Adobe Photoshop Elements 2024だと、まず画像を読み込み、ガイドモードで読み込んだ画像に

Adobe Photoshp Elements 2024操作画面

「鉛筆スケッチ」を加えると、

必要なら調整をして、輪郭スケッチが終わって、

右の「詳細設定」をクリックし

右下の1のレイヤーのところをクリックしてレイヤー構成を開くと

自動的にレイヤー構成を作ってくれるのが、2で表示されるので、ほかのソフトのように、スケッチ画像としたものと、元画像を、最初からレイヤーグループとしてまとめてくれています、

輪郭スケッチのレイヤーを、試しに「焼きこみカラー(個人的には、「焼きこみリニア」のほうが好み)」にして合成モードにすると

一気に輪郭線を強く出すことに成功します。

そして最終調整したのが↓

この、あとから画像ソフトのスケッチ機能で輪郭線を追加し、レイヤー合成する、方法では、元のレンダリング画像に、かすかでもアウトライン輪郭線が出ているときは、かなり有効です。

が、元のレンダ絵にアウトラインの輪郭線が「かすかにすら」ない場合は、フォトショップなどのスケッチ機能では、輪郭などを検出できないため、線=ラインが作られないことが多く、以下の例でも分かるように、思ったほど「スケッチ」効果フィルターの効果はないので、注意しましょう。

後から動画や画像編集ソフトの「スケッチ」フィルター機能などで、3Dソフトの元のレンダリング画像に輪郭を付け加えようとしても、3Dソフトのレンダリング画像に、わずかな輪郭ラインすらもない場合、画像ソフトでは思ったような輪郭の線を生成できなくなる 3Dソフトのシェーダーなどの設定で、レンダリング画像を作るときに、細くても、かすかでもいいから輪郭線が出せるようにしておかないと、画像ソフトや、動画編集ソフトで後レタッチでの輪郭線の追加は、明暗差や色の違いがはっきりしていないところには出ないことが多い

後レタッチで、輪郭線をより強く見せる手法はあくまでも補助的なもの。

AdobeのPhotoshop Elementsは2024バージョンになって、プロ用にしかなかった自動カラーマッチ機能がようやく搭載されたりしましたが、紙のマニュアルもろくなものついてこないのに、2万円近くと妙に高くなってますよね


漫画コミック調の線画=アウトラインフィルター機能が欲しいなら、

日本製の

Clip Studio Paint(クリップスタジオペイント=クリスタ)の最上位バージョンのEXについているLT変換機能が、最初から漫画絵用にチューニングしてあるので使いやすいかもしれません

Clip Studio Paint EX(クリップスタジオペイント EX) 最上位バージョンのEXには、LT変換機能という、漫画コミックに合わせた輪郭抽出機能があり、漫画絵には向いている

3Dソフトのトゥーンレンダリングのイラスト編集に最適なソフトは?クリスタ?


3Dソフトでの輪郭抽出にこだわるなら、

Blenderでは

背面法

フレネル(Fresnel)式

Freestyle

コンポジットノードを組む(これフォトショップなど、画像編集ソフトの、スケッチモードなどの輪郭抽出と原理は酷似しているような)

明暗法


Daz Studioの別売り

3Delightレンダラーエンジン専用の、アウトライン輪郭線抽出ツール としてLineRender9000があり、自動で各種シェーダーを組むカメラを内蔵し、シェーダーのフレネル方式、コンポジット方式(塗分け法)などによる、アウトライン輪郭線を引き出す ColorIDによる塗分け法では、シェーダーの変更だけでは出せない輪郭線が出る

LineRender9000

https://www.daz3d.com/linerender9000

**類似製品としてDaz には、Camera Magic: ToonyCam Pro というのも以前ありましたが、Daz Studioのバージョンアップで使えなくなり、販売は停止となりました

で、輪郭線取り出しでひーこらいうより

Photoshopなど、画像編集ソフトの輪郭抽出やスケッチ作成機能を使って、輪郭線を取り出し、

それを元画像とレイヤーでかぶせて、合成したほうが

あるいは楽かもしれませんね


Adobe Photoshop Elementsで、ほかの画像を後から、レイヤー画像として追加で付け加えるやり方 

複数の画像の読み込みについて

https://community.adobe.com/t5/photoshop-elements%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0-discussions/%E8%A4%87%E6%95%B0%E3%81%AE%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%81%AE%E8%AA%AD%E3%81%BF%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/td-p/10259112?profile.language=ja

Adobe Photoshop でレイヤーに画像を追加

https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/add-picture-as-layer.html



モデル

ライセンス表記 (c)Mirai Akari Project

ミライアカリの公式MMDモデルは、常識的な範囲内での改造使用が認められている、Vtuberの公式モデルとしては、キズナアイと並び、使用条件が緩い、珍しめのモデルですが(Vtuber初期にはそういう条件で公式MMDモデルが公開されたのは、ほかにも電脳少女シロとか普通だったが)

商用とか、別人格への改造行為、過激な性行為などの非常識な用途に使うと規約違反になるので注意

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動画編集ソフトでの、トゥーンレンダリング合成加工編集:動画コンポジットソフトNatronの活躍 Toon Rendering

人間や人形の肌を明るくレタッチする方法【写真レタッチの基本】レイヤーとスクリーン調整を利用する方法

人間のポートレートはもちろん、アニメフィギュア撮影でも、

撮影すると、現場の環境、時間や、使える、レフ板、ストロボなどのライトや、自然光、スタッフ人数などのからみなどで、肌が暗い写真になってしまう場合も、特に屋外撮影だとあります

Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E) at F/4.5

こんな場合は、調整レイヤーとスクリーン(Screen)を使って肌の部分だけを明るくする方法があります

以下結果、

まあ、めんどうだったので他の部分も多少影響を受けていますが、丁寧にやれば肌の部分だけを明るくできます

RAW現像で肌の部分の明るさだけを無理に持ち上げるより、階調などの破綻が少ないのがメリットです

上の例はAffinity Photoで行ったもので、Photoshopとはちょいと手順が異なりますが、

基本のやり方は、

薮田織也の <中級編>写真レタッチ講座2 ~簡単操作で肌だけ明るく #1

Posted On2014 7月 31

By :薮田 織也

スタジオグラフィックス

Affinity Photoでも基本は同じですが、ちょいとお作法が異なるので、暇があったら、この解説記事を補充するか、あるいは別の記事で書きます

****モデルやフィギュアの肌の部分に白飛びを作るのはご法度か?

学校とか、商業の化粧品などのカタログ写真、模型の見本写真では、基本はご法度です

というわけで以下の記事も参考にするといい

薮田織也の <上級編>写真レタッチ講座2 ~人物写真のハイライト部を上手に補修する方法

Posted On2015 3月 12

By :薮田 織也

ただし、自分の作品写真とかであれば、自分の表現の世界で、全体の絵として受け入れられる場合は、ありです、グラビア写真集でも一部に白飛びが目立つ写真を入れるのも、表現上効果があるならあり

この場合は他人の評価次第なので、好きにすればいい

間違っても、白飛びしたらだめと、まるであたかもコーランのような聖典のように唱えて歩くお馬鹿さんにはならないように 

巨大便所掲示板にはよくいますがw

「常識にとらわれない魅せる花撮影」並木隆氏

https://www.sony.jp/feature/contents/a/flower_spring_01_lp/?s_pid=feature_products_104

“白とび”や”黒つぶれ”は「いけないもの」と、多くの人が思いがちなのですが、そんなことはありません。上記並木記事


画像レタッチの基本、白い服やドレスと肌色の露出の調整【RAW現像より、マスク処理や選択範囲をうまくできるテクニックのほうが重要】

調整レイヤーの「スクリーン」(加法混色)機能で、必要な部分を明るく【画像写真レタッチの手引 ヌードビーチのレタッチ講座】RAW現像から卒業しよう Affinity Photo

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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モデルフィギュア 湖月エリナ 1/4 バニー

*ネットで当サイト画像不正利用を見かけたら、日本之官庁担当に、使用条件としての日本政府への寄付を請求するように、心ある市民は、たとえば文化庁などに連絡していただければ幸いです

Jpeg撮影データーでの歪曲収差の補正Affinity Photoでの画像レタッチ【レンズの歪み補正ガイド】画像修正レタッチの方法

JpegやTiffで撮影したデーターでも、Affinity Photoに内蔵あるいは、追加のレンズカメラデーターがある場合は、カメラのEXIF情報にカメラとレンズの情報が記録される画像なら、Affinity Photoが自動的に認識しますので、以下の手順を踏みます この場合RAWである必要はない

Affinity Photoのレンズ収差補正データー(Lens Profile)の入手法

上の方のプルダウンメニューから

フィルター → ゆがみ → レンズ補正

の項目を選ぶと、

上のように使用したカメラとレンズの情報を示すパネルが現れて、自動的にレンズのゆがみで生じる歪曲収差が補正されるので、右下の適応(A)のところをマウスで左クリックで修正

*カメラのデーターが出てこないなら、同じようなフルサイズ、あるいはAPS-Cカメラのデーターを指定してやります。カメラの形式のある場所をマウスで左クリックすると選択メニューが出ます

Affinity Photoはボランティアの助けを借りているので、レンズとカメラのデーターが揃っていない場合もありますが、特にレンズのデーターがない場合は、手動で補正します

ひねくれた歪曲収差出ない、素直な歪曲収差であれば手動でも結構補正できます

さて、以下のように

フィルター → ゆがみ → レンズゆがみ とプルダウンメニューから選び

すると、以下のウィンドウパネルが開くので

左側に

ゆがみとあるところのスライダーを左に動かすと、樽型歪曲収差補正となり、

スライダーを右に動かすと、糸巻き歪曲収差の補正ができます

ちょうどいい塩梅になったら、「適応(A)」を左クリックして確定

**手動だと、ひねくれたグニャグニャの歪曲収差の補正は困難

Affinity Photoが低価格なソフトで、こうしたレンズ補正データーは、ボランティアの善意だよりなので、マイナーとか最新のレンズの補正データーがなかったりするのがやや不便なところ

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RAW現像のときは、RAW現像の右下パネルでレンズを選び、レンズ補正の項目にチェックを入れると、ゆがみ補正パラメーターが動かせるようになるのでそれで補正 まあ自動で最適な位置にしてくれますけど

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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周辺減光の補正Affinity Photoでの画像レタッチ【画像編集のやり方ガイド】

Affinity Photoでの、レンズによって生じる、周辺減光の補正は、

上のプルダウンメニューから、

フィルター → カラー → ビネットを除去でマウス左クリック

すると以下のパネルが出るので、好みの数字にして周辺が暗くなる周辺減光のの補正をし、完了したらOKをクリック

すぐ上にある「ビネット」のメニューを選ぶと、

以下のように、より細かく調整項目がでて、周辺減光を目立たなくさせる以外にも、周辺減光を強めることもできますが、初心者は、ちょいとわかりにくい、コツがいる場合もあるので

通常は、周辺減光を明るく補正のほうが多いので、「ビネットを除去」の方のコマンドで十分


RAWで撮影したほうが、チンカスほど周辺減光修正レタッチのゆとりが生じるので、シビアな撮影ではRAWデーターでやったほうがいいですが、通常はJPEGのデーターからの補正でも間に合います

タグ: affinity photo

アオリレンズのシフト機能を使ったパノラマ撮影で、フルサイズカメラをなんちゃってデジタル中判カメラとして使う【ステッチ(スティッチ)分割撮影でのパノラマ合成】

ハイパス(高域シャープネス)の話、写真のレタッチではシャープネス加工は、アンシャープマスクが基本のように言われますが、【Affinity Photo使い方機能解説】

画像編集ソフト、Affinity Photoのシャープ機能の説明を見ると

シャープ化フィルター

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Filters/sharpenFilters.html?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E5%8C%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF

「シャープ化フィルタを使用して、少しぼやけたようにみえる写真をくっきりさせることができます」(上記解説記事引用)

として、以下の三種類の

明瞭度シャープ化加工に、効果的な場所のコントラストを変化させ、画像をシャープ化します。
ハイパス画像のエッジをシャープにします。
アンシャープマスクハイパスの代わりとして、画像のエッジをシャープにする。

という三種類のシャープネス加工フィルターが、Affinity Photoでは内蔵されていると解説しています

よく言われる明瞭化という、他のソフトでも同じ用語が広まっている機能は、中間階調のコントラストをいじり、それによってシャープさを弱くしたり強くしたりする機能。コントラストは解像感=シャープさと関わらないと思われがちですが、実際は強く影響するのです

ハイパスは、

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Filters/sharpenFilters.html?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E5%8C%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF

「ハイパスフィルターは、急激なカラー変化が生じる部分(通常はエッジ部)の細部を保持し、画像の残り部分を抑制します。」(上記Affinity説明記事)

と、この説明では、シャープに見える部分として有効な色の変化の強い部分をよりシャープにし、他の部分のシャープさはそのままにしておくという説明で、一部の有効な部分だけにシャープネスを強くかけるものと説明しています。まあ、エンボスとか呼ばれる輪郭抽出フィルターを応用したものだともいえます

アンシャープマスクは、

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Filters/sharpenFilters.html?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E5%8C%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF

この、一般の写真レタッチRAW現像解説サイトでシャープ加工でよく使われるアンシャープマスクは、画像全体に影響を与えるという解説どおり、ボケていてシャープである必要のないところもシャープ加工してしまうたメ、必要のない部分にはマスクを被せるなどの作業が必要なことがあると書いています

しきい値の数字を多くくするとザラつきが出るということも注意されていて

まあ、大部分がボケてる写真で、このアンシャープマスクを強くかけると、ザラザラして、変な具合になる可能性もあるということです。


というわけで、手っ取り早く画像をシャープに見えるように加工するには、あちこちで標準シャープ化加工ツールのように言われるアンシャープマスクではなく、明瞭化やハイパス(高域シャープネス)を使ったほうが、楽であるケースが大部分ということもできます。

さて、今回はAffinity Photoのハイパスについて見ていきますが、

ハイパス

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Filters/sharpenFilters.html?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E5%8C%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF

には、

「半径の値を大きくしてハイパスフィルターを複製レイヤーに適用し、コントラスト描画モード(オーバーレイ、ソフトライト、ハードライトなど)と組み合わせると、便利なシャープ化技法として利用できます。…[レイヤー]メニューの[新規ライブフィルターレイヤー]カテゴリからアクセスできます。」(上記記事リンクより引用)

とありますので、

Nikon AI AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-ED+Nikon TC-14EII改造でのセミマクロレンズとしての実写サンプルレビュー【キモオタ写真道】テレコン画質

の記事で使った写真で、実験

まずハイパス機能の呼び出し方

すると、ライブハイパスという窓が右下に出ますが、画像はグレーの世界になっちゃいます

そこで、ライブハイパスのウィンドウの右下の「描画モード」のプルダウンメニューをマウスで左クリックすると、

すると、以下のようにメニューが出るので、

どれを選ぶかという話になると、Affinity Photoのオンライン説明ではまずオーバーレイ、ソフトライト、ハードライトなどと、なっているので

オーバーレイをえらぶと、

ハイパスの効果を強くするには左の半径の数値を上げれば良いので、スライダーを右に動かすか、0pxの数字を大きくなるように入力すると、

今回は100としました、

シャープさが向上しているのがわかります。効果を弱くしたければ、オーバーレイではなくソフトライト、効果を強くしたければ、ハードライト、あるいは「リニアライト」を選ぶといい

このハイパスによるシャープ加工は、コントラストをやや変化させるので、コントラスト的な変化を好まないときは、従来のアンシャープマスクのほうが好ましいといえます。またアンシャープマスクに比べると効き目がやや弱い。

ですが、アンシャープマスクのように、強くかけると、画像がザラザラになる弊害はあまりない。ので手っ取り早くシャープネスを強くしたいときは、ハイパスのほうがいい場合もあります

さて、ハイパスによるシャープ加工レタッチを確定するには、下のように右上の「結合」をマウスで左クリック。

Affinity Photoのハイパスは、Adobe Photoshopとハイパスと、ほぼ同じもの。Corel PaintShop Proでは高域シャープネスといいます。ソフトごとに名称が異なることも普通なので、ご自身のソフトでは別の名になっている可能性がある


写真家の誤解の歴史 レンズの光学解像力は、「見た目の解像感」とは必ずしも一致しない。コントラストと解像感のトリック 絞り込んでいくと解像感は上がっても、実際の解像力は下がっているという目の錯覚の原理

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

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Affinity Photoのピント合成機能・新規フォーカス結合【深度合成 Focus Stacking】

使い方は

画像の焦点合成

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/FocusMerging/focusmerging.html?title=%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%81%AE%E7%84%A6%E7%82%B9%E5%90%88%E6%88%90

ですが、

説明では、「[ファイル]メニューから、[新規焦点合成]を選択します」(上記リンク記事)となっていますがm

Affinity Photoの2022年現在のバージョンでは、以下のように「新規フォーカス結合」と名称が変更になっています

以下の記事では自動でうまくいかなかった場合の手動修正の方法を解説しています(日本語字幕付き)

「フォーカス結合」 Affinity

https://affinity.serif.com/ja-jp/tutorials/photo/desktop/video/295557891/

Focus Merging (Affinity Photo)ピント合成

合成エラーは、どんなソフトでもおきますが、正しいデーターがどれか、多くの画像からコンピューターが選ぶデーターを迷うからです。光沢で光っている場所はエラーが起きやすい。

【2024年6月追記】Affinityでは、深度合成(フォーカス結合)が終わると以下のような画面となります

以下の画面でAffinity Photoではピント合成のエラーを修正できます

Affinity Photo Focus Merging フォーカス結合の一例

1の、コピーブラシツールが選択されていないと、2の、ピントをずらしながら撮影した画像のデーター表示が出なくなるので注意(初期画面ではフォーカス結合が終わったあとの画面で、コピーブラシツールが作動した状態になる)

3では適切なブラシの選択をするのですが、

無難なのはマスキングのソフトタイプであるとされます、サイズは好き好きで

ブラシの幅とかは好みですが、「4」の、硬さは0%が推奨されるのでその通りに設定

さて、上で紹介した2の窓の左下にある目の玉アイコン(Version2では意味不明のデザイン変更がありますが同じもの)

これをクリックすると、ピント合成の結果ではなく、それぞれピント位置が異なる画像を表示できるようになります

下のようにとある位置にピントを動かした画像を指定すると、その画像が表示されます

この作業で、ピント合成でおかしくなった箇所を、どの画像のデーターを使って修復するかを調べ、

決まったら、その画像を選び(上のように青表示となる)、左下の目玉のアイコンをもう一度クリック

左側のメイン画像表示で、マウスなどのカーソルを動かすと、選択した画像データーからの、合成最終結果への、そのマウスを動かした部分のコピーが行われ、ピント合成(フォーカス結合)でおかしくなった部分の修正が行えます

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Affinity Photoの深度合成(ピント合成)の性能

率直に言うと、ソフトの得意不得意なシュチュエーションがあるので、どれが良いというより、不得意なシチェーションもこのソフトにはあると考えたほうが無難

AdobeのPhotoshopのほうが、精度、出来栄えなどが良い場合が多いような気がしますが、Adobe のPhotoshopも苦手な状況はあるので、なんとも言えないですね。(廉価版のPhotoshop Elementにはこの機能がない)他にもCombineZPや、Helicon Focusなどの深度合成ソフトもありますが、それぞれ得意なシーン苦手なシーンが有り、*CombineZPは無料のせいか、ピント合成に使う、少しづつピント位置を変えたデータ画像の数が多いと、途中で終了しちゃいます。2400万画素のデーターで19枚のピント合成やったらことごとく途中で落ちちゃいます。

*深度合成は、被写界深度を絞りで稼ぎにくい時、あおりレンズでもうまくいかない時、

レンズの絞りを開けたまま撮影し、背景のボケを大きくしたまま、被写界深度を増やしたい時

に使う、デジタルカメラの普及と共に発達したソフト加工技術です。

Photoshop CS5以降から搭載されている深度合成のやり方の解説(Elementsにはついてません) 古いCS5バージョンの解説ですが、今のCCでも同じ操作

「Photoshop オート機能完全攻略

被写界深度の合成」

写真・解説:竹澤宏 Shuffle 玄光社

https://shuffle.genkosha.com/software/photoshop_navi/photoshop/8230.html

CombineZP 1.0

https://combinezp.software.informer.com/

無料 画面右の Download という緑色のボックスを左クリック

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「深度合成」がブツ撮りを変える!

OLYMPUS OM-D E-M1が実現する新しいマクロ撮影

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/734481.html

深度合成(ピント合成)のためのフォーカスシフト(フォーカスブラケット)機能がないカメラでの、マクロレール(フォーカスレール)などを利用した撮影の方法解説

深度合成(ピント合成)と、フォーカスブリージング、一般的な撮影ではさほど気にしなくていい【ネットの都市伝説は過剰に心配する必要がないことが多い】


ヱヴァンゲリヲン新劇場版 アスカ・ラングレー 1/7 完成品フィギュア[グッドスマイルカンパニー](以下の記述は、原著作者の権利を制限するものではないです)

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*ネットで当サイト画像不正利用を見かけたら、日本之官庁担当に、使用条件としての日本政府への寄付を請求するように、心ある市民は、たとえば文化庁などに連絡していただければ幸いです

倍率色収差起因のカラーフリンジの補正【写真レタッチAffinity Photo使いこなし入門】

古めの交換レンズも、最新の画像編集ソフトで色にじみなどの色収差を補正すると、結構まだ現役で使えたりする

古めの写真用交換レンズや、カメラメーカーの電子レンズ収差補正のないレンズを、マウントアダプター経由で使ったりすると、

色のにじむ色収差が出ることがあります。*正式に収差補正データー対応のレンズでも、クローズアップレンズなどをつけると補正がうまくできない場合があります。

軸上色収差が原因の場合、紫のパープルフリンジや、反対側に緑か黄緑系の、パープルフリンジやグリーンフリンジが発生しますが、

倍率色収差が原因の場合、青系統、赤系統のカラーフリンジが出ます。ニコンは一眼レフもミラーレスも、撮影した画像を瞬時に解析して、この倍率色収差を補正する機能が、D300やD3以降の機種には内蔵されているので、どんなレンズを使っても、倍率色収差の補正は建前では自動でなされます。

しかし、中にはうまくいかないレンズが、ニコン純正レンズでも存在し、2021年に生産完了となった、AI AF Zoom-Nikkor 2485mm f/2.8-4D IFがその内の一つです

以下、ニコンのカメラ内の機能の倍率色収差の自動検出と、自動補正がうまく行かず、色付きのフリンジが発生している例

ニコンカメラ内蔵の自動倍率色収差補正がうまく行かず、色のにじみが生じている写真

メーカー提供RAW現像ソフトを含めた画像ソフトの多くは、倍率色収差補正機能を持っているので、改めてこうした色にじみフリンジのある写真に、ニコンのNX Studioなどで倍率収差補正をかけても、フリンジ=色にじみが取れない場合があります。

そうなると、こうしたフリンジの原因は、軸上色収差が原因の色収差と考えたくなりますが、

フリンジ=色にじみが、紫ではなく、青、緑や黄緑ではなく、赤っぽい

ので、軸上色収差ではなく、倍率色収差の悪影響の色にじみ=カラーフリンジと考えられるのです

そこで、Affinity Photoの倍率収差補正機能を使ってみましょう。*ソフトによって、得意不得意があるので、倍率色収差補正がうまくいかないソフトも有るので、いくつか試さないといけない場合がある

*ソフトによっては、RAWのデーターからしか補正ができないものもありますが、Affinity PhotoではJpegやTiffで撮影された写真のデーターでも補正ができます(と言うか補正の原理からは、RAWデーターでないということは、本来はまったくないんです)

画面上のプルダウンメニューから、フィルター→カラー→色収差 と選んでマウスで左クリックする

あとは、Affinity Photoが自動解析して倍率色収差のにじみを補正してくれます(RAWデーターである必要はなく、JPEG画像で問題ない)

数秒しばらく待っていると、Affinity Photoが倍率色収差をきれいに補正して、フリンジがなくなります

カメラ内では取り切れない倍率色収差絡みの色にじみフリンジは、画像編集ソフトで修正できることもあるという記事。

Affinity Photo – 本格的な画像編集ソフトウェア

https://affinity.serif.com/ja-jp/photo/

タグ: affinity photo

写真用交換レンズとパープルフリンジの発生原因と対策【レタッチ基礎講座 写真における各種色フリンジが出現する理由】

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