Affinity Photoでのカラーチェッカーの解析データー利用 RAWtherapeeを援用:RAW撮影はただしい色復元にメリットが有る

RAW撮影で色はいかようにもいじくれる?キヤノン、ニコン、ソニー、フジ、好みの色でメーカーを選ぶのが最適:べクトルスコープとRGBパレードでの分析

の記事で書いたように、RAWで撮影しても、キヤノン、フジ、ニコン、ソニーなどなどが独自の色の特色を持つよう工夫した、色の再現性はRAWデーターにそのまま残ってしまい、

そのメーカーの脚色を中立の色に戻すには、色の見本が印刷されたカラーチェッカーとも呼ばれる、カラーチャートを同時に撮影して、

パソコンの解析ソフト(カラーチャートメーカーが頒布している事が多い)で、色を忠実に戻す作業がいります

calibrite(X-Rite)のカラーチェッカーの分析ソフト(ColorChecker カメラ キャリブレーションソフトウェア https://calibrite.com/jp/photo-target/?noredirect=ja-JP)は、

アドビPhotoshopやPhotoshop Elementsで、RAWデーターを、DNGに変換するには、まずRAWデーターを読み込んで、1のところをクリック

PhotoshopでのRAWデーターをDNGに変換する作業1
PhotoshopでのRAWデーターをDNGに変換する作業2

以下のウィンドウが出てくるのでそのまま、右の保存をすると、RAW撮影データーが、アドビの汎用RAWデーター形式、DNGファイルに変換されます

PhotoshopでのRAWデーターをDNGに変換する作業3

一番結果の良い分析には、アドビのソフトでRAWをDGNに変換を要求するなど(リンク)、アドビのソフトに特化しているため、

以下のように立ち上げ、calibrite(もしくはX-Rite(ブランドが変わっただけで同じもの))のカラーチャートを写し込んだRAWデーターを、アドビのPhotoshop, Photoshop Elements, Lightroom、あるいは無償の Adobe Digital Negative Converter(https://helpx.adobe.com/jp/camera-raw/using/adobe-dng-converter.html)で、DNG形式にコンバートしたデーターを、1のDNGタブで、マウスでドロップして、右下の「プロファイルを作成」ボタンをマウスでクリックすると、色の補正プロファイル(DCP形式)を作成します。2のドュアルイルミナントDNGは、ライト(光源)の種類が複数ある環境のとき使います(普通は考えなくて良い)、3のICC-TIFFタブは,Capture One, Gimp, Affinity Photoなど、DNGファイルが作れないソフトで、RAWデーターを16ビットTIFF(8ビットでも問題ないことが多いが、適正露出でないとうまくいかない)に変換したデーターを流し込み、DCPではなく、ICC(DCPより精度が低くなる)でのカラープロファイルを作成するために使います。

calibrite(X-Rite)提供の無償色分析ソフトは、RAW撮影データーをアドビのDNG形式に変換して分析したときが、最も精度の高い色復元のDCPカラープロファイルを作成できる。ICC-TIFFのタブで、TIFF画像からの色復元ICCカラープロファイルは作成できるが、RAWから作成されるDCPのほうがより正確な復元が可能

分析結果を、それらのアドビのソフトが直ちに使えるように、分析カラープロファイルをセットしますが、

Gimp, Affinity Photo、Capture Oneなどの、アドビ以外のソフトには、より正確なDCPカラープロファイルではなく、ICCカラー情報プロファイルの作成しかできません(まあ、8ビットTIFFのデーターからの分析では、そのICCまでしかできないせいもあります。ですが、そもそもDCPとは、DNG Color Profiles-カメラの入力カラープロファイル)という、アドビのDNG画像規格のカラープロファイルの略語で、アドビが作った規格なので、アドビのソフトを通さないと作成できない)

Affinity Photoでも、カラーチェッカーメーカーの解析ソフトが作成した、ICCカラープロファイルを以下のように読み込んで、色の復元がある程度可能なこともありますが、

太陽光などの高演色ライトを基準に設計され、人工光源ライトの再現は前提にはなかった、ICCプロファイルしか、現時点のAffinity Photoは使えないため、色の再現にやや限界があります。

DCPプロファイルを使うと、いろんな光源下でのより正確な色再現が可能なので、GimpやAffinity Photoでも、アドビの有料ソフトなしに、どうにかならないか?*GimpはRawTherapeeをRAW現像処理プラグインと設定できる構造なので、まあ、GimpはそうしてDCPを使うんだろうけど

ということで、Adobeの無償ソフトと、同じく無料RAW現像ソフトで、DCPカラープロファイルが読み込める、Raw Therapeeを組み合わせて見る妥協案を紹介

アドビが無料で配布している

Adobe Digital Negative Converter

https://helpx.adobe.com/jp/camera-raw/using/adobe-dng-converter.html

で、カラーチャートを写し込んで撮影したRAWデーターを、DNG形式に変換し、さらに

calibrite(X-Rite)の付属ソフトなど、ICCより高度なDCPカラープロファイルが作れるソフトで、DNGタブで解析

出来上がったDCPファイル(右下のプロファイルの作成ボタンを押した時に、指定した場所に保存される。場所を指定しなかった場合、Windowsの場合、アドビソフトを持っていれば、C:\Users\***\AppData\Roaming\Adobe\CameraRaw\CameraProfiles に保存されている)を、

今度は無償のRAW現像ソフト、RAW Therapeeに以下のように0のカラータブから3のCustomの位置で、作ったDCPプロファイルを組み込む

RAWTherapeeで、カラーチャートに基づいたDCPの復元カラーデーターで、色かぶりを除去した例

更に上の方で1のPICKを、マウスで左クリック、そのままマウスカーソルを、2の明るいグレーの何処かで、クリックすると、グレーを参考に色の補正が行われます

すると、青っぽかった、カラーチャートの写真の色復元ができたのがわかると思います。ICCプロファイルの色復元より、DCPカラープロファイルでの色復元のほうが正確なことが多いですので、あまり手を加えずに色が再現できます

このカラーチャートで撮影したのと同じ状況で撮影した写真に、すべて同じ処理を繰り返し、

16ビットか8ビットTIFFなどで書き出し、*RAW Therapeeのファイル保存アイコンは、真ん中の下にある

あとはAffinity Photoで、仕上げのレタッチ作業をします(RAW Therapeeのコマンドをいちいち覚えていくのは面倒なので、RAWTherapeeはカラーチェッカーでの、カラーの復元作業でのみ使い、慣れた作業は慣れたソフトに転送して行おう)


RAW撮影は、便所5ちゃん、価格コムあたりの偽プロ(プロでもないのにプロ、あるいは素人丸出しなのに、プロ級の腕前があることにしたい、夜中の2時三時に必死に書き込みやってる、面白い人がいつも数人いますw)とか、

巷で言われる「作品」づくりの、チンカスくらいのレタッチの幅を増やすことより、

撮影時のただしい色の情報や色温度情報を復元しやすいことに、RAW撮影データーの本当のメリットがあります

Color Management/jp

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カラーマネジメント

https://rawpedia.rawtherapee.com/Color_Management/jp


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アドビ以外のソフトで、RAWデーターをDNGに変換するのは?アドビの提唱した共通規格のRAWデーター形式DNGの歴史

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RAW撮影で色はいかようにもいじくれる?キヤノン、ニコン、ソニー、フジ、好みの色でメーカーを選ぶのが最適:べクトルスコープとRGBパレードでの分析

デジタルカメラはフィルムと同じように、メーカーの好みの色を複雑にセットしてあるため、

RAWで撮影しておけば、現像時に色はいじくり放題

というのはある意味間違いです。

ということは実際はないです

現実には、やってられませんがな の世界になることも多い

カメラメーカーのRAWデーターに組み込まれた脚色、レンズ収差補正などを解除できるソフトとしてRAW Therapeeがありますが、ニコンのRAWで撮影したデーターを読み込んでも、

RAW TherapeeでニコンのRAWデーターを読み込んで色調整を簡単にした例、RAW撮影でメーカーの埋め込みプロファイルを解除する、Raw Therapeeでも、ニコン色=赤が黄色がかる特徴はしっかり残ったまま

ニコンの赤を黄色っぽくする、ニコンの色の脚色は残っちゃいますねw

まあ、簡単に赤の黄色みを減らす作業をしてみますが、

赤も黄色浮きを簡単に補正しようという実験 Raw Therapee :Removing Yellow cast on the red suits

赤のスーツの黄色かぶりを補正しようとしていくと、他の部分の色合いがややおかしくなるのもわかる

このため、RAWで撮影すれば、色は後でいじくり放題ではなく、実際の作業はレイヤーでのマスクレイヤーを使っての画像編集ソフトで、必要な箇所のみの色補正のレタッチ作業が必要となります

(専用のカラーチャートとその専用のソフトを併用しての、RAW撮影で、専用ソフトでの色復元+その指定現像画像編集ソフト(大部分はアドビのものだけとか)という話は、この記事ではしていないのですが、きになるなら、その方法もあります。まあ一番確実かな? ただ、一般の人には面倒な作業になりますよね プロや仕事でもないのに、カラーチャートいつも持って出歩くのは)

ニコンは昔黄色いとか言われていましたが、現在も黄色の発色を重視したカラーバランスを作っています。

このため、特に赤などは、黄色がかった色で表現される事が多々あります(まあ、実物が黄色がかった赤の再現はニコンはいいので、ニコンが悪いということではないです ただ、深みのある赤の再現がニコンはやや苦手

まあ、下の例は目立つように撮影したもので、極端すぎ、実際はそこまで気になることはないでしょうが、まあ参考として、ニコン機で撮影して赤のボディスーツに妙な黄色浮きが出すぎた例

An example of Yellow Tint on the Red Suits Nikon D600

黄色の浮きすぎた赤のボディースーツの色は、色ごとの彩度(Affinity Photoでは、HSL [HSL調整] https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Adjustments/adjustment_HSL.html&title=HSL%E8%AA%BF%E6%95%B4)を調整して、赤の彩度や輝度を下げたりすることで、

以下のように赤に黄色が浮くのを抑えることはできますが、

HSL adjusted 

彼女の場合、赤の入った金髪なので、ボディースーツの赤の黄色浮きを抑えたことでついでに、髪の毛の色が今度は少しくすみます

このため、他の部分に影響しないように、部分ごとにマスクをしながら特定の色の彩度の調整をしていくという作業がいることが多く、

非常に手間のかかる作業となります

現実的でないですよね。

色を正確にするための、カラーチャートと、1回毎に色復元の専用ソフトでの分析+現像ソフト転送も、普通の人いちいち使いたくないですよね。*カラーチェッカーは、2年位ごとの買い替えが推奨される、消耗品です。

というわけで、自分の好みの色合いを作る、メーカーを買うのが一番手っ取り早い 

深みのある赤なら、ソニーが結構忠実ですが、忠実イコール=人が好ましいと思うのとは異なるので、

キヤノンのメーカー脚色の赤がいい、やや黄色がかった赤ならニコンもかえって好都合、という人も当然いるわけで、その場合はキヤノンやニコン機を好みで選ぶのが正解です


写真の特定色の被りを簡単に特定するには、ベクトルスコープ(VectorScope)、あるいはRGB Parade機能のあるソフトが便利です(Adobe Premiere Pro, Affinity Photo, Raw Therapee, DaVinci Resolveなど)

まあ、ほとんどのRAW撮影を勧めますの方々が、全く紹介しない機能(動画編集ソフトの方で装備されていることが多く、AdobeのLightroomやPhotoshop、各社のRAW現像ソフトにはなかったりするからw)ですが、画像や動画の色の中立性や、色の傾きを、簡単に把握できる機能です。RGBの各色のヒストグラム表示より、直感的に理解できるのが特徴(まあ、ネットのバカ便所系統SNSの「RAW現像」ごっこは、大半が、オレっちRAWで撮影現像という高等テクニックを知ってるんだぜと、他人を上から評論したい、マウント取りアホが多用して、そのくせ実際はどうするのかはわからない、いつも当てずっぽう現像しかしてないのですがwカカクコム(バカが書き込む)掲示板とかよく笑えますがw まあ、大学、高校とかの教育者とかにもよくいますけどね、自分が講釈してることを、実際には十分の一も理解してないと自己紹介してる連中。巷にあふれる、「RAW現像セミナー商法」に注意w)

Affinity Photoでは、RAW画像でしかベクトルスコープ、RGB Parde機能は使えない(Raw TherapeeはJpegやTiffでもベクトルスコープ、RGB Parde機能は使える)

試しにAffinity Photoでのベクトルスコープ分析の例ですが

Analyzing image color cast with Vector Scope ベクトルスコープ(Affinity Photo)機能での色かぶりの検証 Affinity Photo

Analysis of Color Balance in the VectorScope

グラフが、R(赤)と、Y(黄色)の方に大きく動いていて、赤と黄色がこの画像は強すぎることを示しています

RGB Parade(RGBパレード)でみてみると、

Color Cast Analysis of RAW data with the RGB Parade

赤が異常に強く、青成分が弱いことが示されています このことから

赤、青の彩度や輝度を彩度(HSL)コマンドで弄くると、色が忠実系になるという目安が判断できます

関連グラフには色々あったりしますが、人間が判断しやすいのはベクトルスコープ(VectorScope)、あるいはRGB Parade(RGBパレード)なので、それを見ておけば、補正の目安と色かぶりの具合がわかります ヒストグラムよりわかりやすいのが特徴

ちなみに、Raw TherapeeでのH-C Vectorscope:(人間の知覚に近いとされる形式)H-C(色相‐色度)ベクトルスコープでの読み込み例(画像は若干色補正してますが,ニコンの赤に対しての黄色うきは残り、修正作業は、レイヤーマスクを使っての面倒くさい作業、あるいは補正カラーチャートの撮影も同時にするなど、面倒な場合もある)

VectorScope of the Raw Therapee

ホワイトバランスを取るのに最適なのは、しわくちゃにした白い紙なんだ【ハリウッド特撮映画監督の撮影講座】A Cramped Piece of Paper is the best tool for the White Balance

RAW現像と色かぶりを調べるベクトルスコープ(VectorScope)機能:Raw Therapeeでグレーカードなどのニュートラル性を調べる


「色相・彩度」の基本と応用 | Photoshop 色調補正ゼミナール

Photoshop 色調補正ゼミナール

「色相・彩度」の基本と応用

解説:御園生大地 Shuffle 玄光社 2013年03月14日

https://shuffle.genkosha.com/software/photoshop_navi/color/8315.html


モデル

ヱヴァンゲリヲン新劇場版 アスカ・ラングレー 1/7 完成品フィギュア[グッドスマイルカンパニー](以下の記述は、原著作者の権利を制限するものではないです)

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カラーチャートはどのブランドがいい?calibriteが一番無難なのは2024年も一緒 だた、割高という話は残る

JPEGの画質劣化の神話と、JPEGが劣化しやすいアドビフォトショップなどのアドビ系ソフトの独自JPEG解析保存機能: JPEGかRAWか Degradation of Jpeg File

sRGBとAdobe RGBどっちがいい?(RAW現像商法、フォーカスブリージング商法とにている部分があることに注意)

ライティング機材が1セットしかなくても、複数のライトでライティングしたかのようなレイヤー合成撮影のトリック:Affinity Photoでの解説

カラーチェッカーは、グレーカードがあれば必要ないのか?:忠実な色の再現であれば、カラーチェッカーなどの色見本は必要

動画編集ソフトでの、トゥーンレンダリング合成加工編集:動画コンポジットソフトNatronの活躍 Toon Rendering

3Dソフトにおける、漫画風の画像を得るトゥーンレンダリング(セルルック)は、MMDやゲームソフト、あるいはVtuberなどのアバターのようにリアルタイムで、漫画絵っぽく見せる

「GUILTY GEAR Xrd REV 2」オープニング映像

技法=コンピューターから出力される時点で、ほぼ漫画絵っぽくなる手法が、前面に出されていますが、

実際のところは、

アウトライン = 輪郭線

色部分

陰影部分

などをそれぞれ別の画像としてとりあえず作り

それらをPhotoshopなどの画像ソフトや、あるいはアドビのAE(After Effects)などの動画編集ソフトで、

レイヤー加工合成するのも、実際は大昔からおこなわれているし、リアルタイムで見せる必要のない番組なら、この手法は選択肢となります。

最近はPencilなどの普及で、最初から一気に最終画像に近いところまで追い込むのも、もちろんありですよ

でも、画像ソフトや動画編集ソフトで、合成仕上げをする方が、3Dソフトの中で、シェーダーの設定数字をいじくるやり方より、細かい設定がしやすく、見やすい利点もあります

さて、レンダリング時点ではなく、動画編集ソフトでの仕上げをする場合、

まあ、動画のコンポジット合成は、やや敷居が高いのですが、

Nukeに似せた操作性の動画コンポジットソフト・Natronはノード式の動画編集ができ、無償で使えるので、一例を見せましょう

Natronを使った動画コンポジット合成による3Dアニメ作成 

Natronは、Nukeと操作性もコマンドの名前も酷似しているので、Nukeでも応用できます

ノードの組み方は

Natronに付属のMIC Pencilノードで、線画としての輪郭線を取り出し、

もとの絵のトーンを変える ColorLookup(ほかの似たようなノードがあればそれでもかまわない)をつないだものを、Multiply1 ノードで合成して、Viewerに投影させるというものです

MIC Pencilノードだけだと、下のように

Natron + MIC Pencil Node

と、同じ絵をColorLookupノードでトーンカーブを調整したものと、

この二つの画像を出すノードの組み合わせセットを

Multiply1 ノードで合成した結果が、

合成の肝になるのはMultiplyノードですが、

右側にでる操作パネルには、

左上にある operation の右側にあるタブをマウスで左クリックすると、画像編集ソフトのレイヤー合成モードと同じく多数のブレンドモードが出てきます

まあ、無難なところは、Overlayからはじめいろいろな、合成モードを選ぶといいでしょう

Natronは公開規格の動画編集ソフトのOFXプラグインに準拠しているので、輪郭線抽出プラグインは有料のBorisFXなどが販売しているものも使え、標準の有志提供のプラグインでは足りない場合は外部の有料プラグインを用いる選択肢もあります

というわけで、リアルタイムに表示させる必要がないものなら、

細かい調整作業は、3Dソフト内でシェーダーやらで、パニックになるより、

画像編集ソフトや、動画編集ソフトに任せる

というのもトゥーンレンダリング(セルルック)漫画レンダリングの選択肢となることは覚えておくとよいでしょう


タグ: Natronの使い方

Natronは、とあるソフトウェア会社Inriaが無償のNukeを作る、というプロジェクトで、2013年から、5年間、プログラマと開発チームを集めて作らせたものです。赤字事業ですが、何らかの節税対策だったのかな?

その後は開発元は、そのソフトを無償公開し、最初の開発チームのプログラマと有志達が、更新を続けています 大きな資金支援がないので、余暇のシュミレベルの更新ですが、開発は細々と続いている

Natron

https://natrongithub.github.io/

現在も完全無償で、有志達の作った無料のプラグインも多数あります

https://github.com/NatronGitHub/natron-plugins

Nukeと非常に似た操作性なので、Nukeの勉強用、あるいは自宅用にNatronを使うのはありです。


モデル

ライセンス表記 (c)Mirai Akari Project

ミライアカリの公式MMDモデルは、常識的な範囲内での改造使用が認められている、Vtuberの公式モデルとしては、キズナアイと並び、使用条件が緩い、珍しめのモデルですが(Vtuber初期にはそういう条件で公式MMDモデルが公開されたのは、ほかにも電脳少女シロとか普通だったが)

商用とか、別人格への改造行為、過激な性行為などの非常識な用途に使うと規約違反になるので注意

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日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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*ミライアカリ著作権保有者の、一次著作者としての独自著作権による対応を制限するものではありません


RAW現像商法を見抜くには:その先生レイヤー全然使ってないだろwレイヤーを使いこなせないのにRAW現像を勧めるセンセイたちの暗躍

Blender 4 アニメ風レンダリングで、アニメ風の影を出すテクニック解説

漫画レンダリングの補助画像生成線画抽出ツールLineRender9000 [Daz Studio]3Delightレンダラー専用 より手書き風のイラスト漫画絵を得る材料素材作成ツール

LineRender9000

https://www.daz3d.com/linerender9000

クリックして34653_linerender-9000-user-guide.pdfにアクセス

**類似製品としてDaz では、Camera Magic: ToonyCam Proが売られていましたが、現在は販売終了

LineRender9000は、下の記事で紹介した、Daz Studioの隠しコマンドになっている

3Delightでの輪郭線抽出【Daz Studio】トゥーンレンダリング

3Delightレンダラー(画像化エンジン)の、輪郭抽出機能を拡張するものです *Camera Magic: ToonyCam Proも似たような原理のものだった

Line Render 9000 Teaser

上にあるように、画像編集ソフトでフォトショップのスケッチフィルターなどに比べ、簡単に優れた輪郭抽出ができるわけでもなく、取り出された線は太く、さらに意味不明の画像が何枚か出てくるだけなので、一般の人はこのツールの有効性が理解できなく人気がないのは当然です(さらにDazはIrayレンダラー用にしか製品を出さなくなったので、3Delightレンダラー用のアイテムを買うのに躊躇する)**ただし通常のトゥーンレンダリングの背面法などでは出しにくい、物体がほかの物体にのめりこんでいる部分の線を、Color IDを使って線を出す機能(コンポジット方式)をLineRender9000は持ってい

まあ、使い方としては、これの出す画像を、フォトショップなどの画像編集ソフトのレイヤー合成で、Daz Studioの出したレンダ画像と混ぜ合わせることでよりリアルな、手書き風のイラストや漫画絵を生成するのがこのソフトの役割です

1:このため、画像編集ソフトのレイヤー合成を使わない人には無用の長物 

2:また、輪郭線だけが必要な場合、Daz Studioの隠しコマンドで出せる輪郭抽出ツール(関連記事:3Delightでの輪郭線抽出【Daz Studio】トゥーンレンダリング)と同じようなラインしか出ないので、これを特に買う必要はない

RenderLine9000は、線のレンダリングを行う場合、通常は配置した3DモデルのShaderを全部いじる必要があるのに対し、その役割を持つShaderをカメラに内蔵させることによって、いちいち個別の3DモデルのマテリアルやらShaderの設定をしなくても、

カメラを取り換えるだけで、いろいろな線画などの抽出設定を変えられる製品

輪郭線に関しては、トゥーンシェーダーの知識がなくても、その原理となった原始的なトリック(特撮とかの、現場のアナログでの光学トリック知識を応用したのが3Dソフトの、トゥーンシェーダー)で、簡単に線が出せるし、あるいは隠しコマンドでもできるので(関連記事:3Delightでの輪郭線抽出【Daz Studio】トゥーンレンダリング)、特に必要な機能ではないです。

とりあえず、初期のセットアップにしたがい(使い方はほかの日本語サイトにあるのでそこを参照)LineRender9000で、画像を出力させると*多数のカメラが出てくるが、各種カメラの位置揃えは、基本となるカメラを選択 Ctrl + C そのあと、そのカメラと位置合わせたいほかのカメラを選択 Ctrl + Vで各カメラの位置関係をそろえられる

1の元画像(LineRender9000のレンダリングでは出てこない)に対して、多数の意味不明の画像が出てくる。

(色付きの画像は、Blenderでいうコンポジットノード(古くは「塗り分け法」と呼ばれ、コンピューターが線を出すべき場所を判断しやすいように、部分部分に分かりやすく違った色を指定し、その境目に、コンピューターが輪郭線を作る方法)と同じ理屈で、線を出すための、色情報ColorIDで指定された色を表示)

輪郭線アウトラインに関しては、このLineRender9000では太い線が出るのですが、距離が離れた場所まで線が太いのは、あまり歓迎されない。というわけで、Dazでの場合、アナログ光学トリック方式含め、ほかの方法で輪郭線を出すほうが、多くの場合早くてよい良いことが多いので、LineRender9000が生成した線画は今回無視しますが

意外とレタッチ合成に役立ち、

大事なのは、2にある真っ黒な画像 Fresnel Reflected v.tiff という名前で出てくる

これを、Previewレンダで出したOpenGLでの、いまいちのっぺりしたトゥーンレンダリングの、明暗差の少なさの補正に使います、

OpenGLあるいは3DelightやIrayのToonShaderなどでいくら工夫しても、諧調的には、↓のように、いかにも3Dソフトの「漫画風」画像にしかならないのですが(外皮の皮膚マテリアルの作りこみの要素が大きい)、

上の黒いFresnel Reflected v.tiffの画像と、元画像を、レイヤー合成機能のあるPhotshopやAffinity Photo, Corel Paint Shopなどで、レイヤーとして取り込み、

Fresnel Reflected v.tiffを、レイヤー内で明暗反転(Affinity Photoの場合は、Ctrl + i もしくは、レイヤー → 反転. Photoshopだと、イメージ」→「色調補正」→「階調の反転」もしくはCtrl + i、Photoshop Elementsはメニュー項目がないので、Ctrl + iで、明暗反転となる(テーマやシーンによっては反転させないほうがいい場合もあるが、多くの場合、Fresnel Reflected v.tiffを反転させた方がいい)

以下のように合成し、トーンカーブと彩度をいじくり、レイヤー合成(合成モードは、焼きこみカラーの設定)で出るごみデーターを消しゴムツールで消すと、

いかにも安っぽい3Dのアニメ風画像が、より洗練されたものとなります

ただ、この白黒情報ツールがない、少し画質(というか陰影の付き方)が異なるのでいいのであれば、ほかのレタッチ方法もあり、絶対困るものでもなく、LineRender9000が絶対に必要かといわれると、少し微妙なところはあります

まあ、LineRender9000は、レイヤー合成などでトゥーンレンダリングに仕上げたい人には、明暗マップを作ってくれるので、追加のレタッチ情報素材を追加してくれる便利なツールとも言えますが、

本来の線画を引き出すためのツールとしてだけ考えるなら、あるいは買わなくてもよいツールと、当方は思います。

ColorID=塗分け法(Blenderでいうコンポジットノード)式の、輪郭線を出す方法は、便利なときもあっても、マテリアルMaterial Surfaceが線を出すように都合よくできていないと使えず、場合によってはMaterial Surfaceを自分で手動で、範囲を指定しなおした、新しいSurfaceを作らないといけない と面倒なときがある

本格的な使い方は、付属のマニュアルだけでは全く不十分で、しっかりした使い方動画は、120ドルもする別売り(50ドルくらいが妥当だろ)と、ホビーユーザーには手を出しにくい価格(*日本で解説記事書いてる人たちは、明らかにこの指導動画は見ていないのは、内容を見ればわかるので、買ったけど使い方わかんねーと放棄した人も結構いるだろう 当方も使い方動画はかっておらず、ほかの人から中身の一部教えてもらったw)

Creating Incredible Line Art with Line Render 9000 – Bundle

https://www.daz3d.com/creating-incredible-line-art-with-line-render-9000–bundle

3Delightで、結構時間がかかるのでせっかちな人には向いていない

ただ、のちにDaz Studio内臓Iray用のトゥーンシェーダーOso Toon Shader for Irayを作ったOSO氏は、ColorIDを使った塗分け法を、実現するのに、LineRender 9000の作者からコードを提供してもらえたと感謝していますし、開発の遺産は受け継がれています

Oso Toon Shader for Iray

https://www.daz3d.com/oso-toon-shader-for-iray


2020/03/02 CG World

3DCGで背景を効率的に描こう!  漫画制作で使える3DCGの便利TIPS

https://cgworld.jp/feature/202003-cgw259t1manga.html


モデル

ライセンス表記 (c)Mirai Akari Project

ミライアカリの公式MMDモデルは、常識的な範囲内での改造使用が認められている、Vtuberの公式モデルとしては、キズナアイと並び、使用条件が緩い、珍しめのモデルですが(Vtuber初期にはそういう条件で公式MMDモデルが公開されたのは、ほかにも電脳少女シロとか普通だったが)

商用とか、別人格への改造行為、過激な性行為などの非常識な用途に使うと規約違反になるので注意

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*ミライアカリ著作権保有者の、一次著作者としての独自著作権による対応を制限するものではありません


タグ: アニメ調レンダリングの方法

背景や被写体切り取り自動認識能力の検証Adobe Photoshop Elements 2024 感想【廉価画像レタッチソフト】

輪郭アウトラインのみの画像の取り出し方【Blender 3~4】Frestyle活用法【線画のレンダリング】

Afinity Photoで鉛筆スケッチ風に写真やイラストを加工する手法【輪郭線の抽出】

3Delightでの輪郭線抽出【Daz Studio】トゥーンレンダリング

Affinity Photoで鉛筆スケッチ風に写真やイラストを加工する手法【輪郭線の抽出】

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Blender EeVee、トゥーンレンダリング:本来影ができないところに影を作るトリック

Blender 4 アニメ風レンダリングで、アニメ風の影を出すテクニック解説

トゥーンレンダリング、画像ソフトのレイヤー合成後レタッチで、輪郭線を出す方法【3DCG】セルルック

3Dソフトの、漫画風イラスト作成の、トゥーンレンダリング(セルルック)で、どういうわけか、太くて強い線を出せない場合、絶対条件として

1:弱く細い線でもいいから トゥーンレンダリング(セルルックToon Rendering)で、輪郭線(Outline)を出せていれば、

後は、Photoshopなどの画像ソフトの「スケッチ」「輪郭のトレース」とかいった類の機能で、加工した画像をレイヤーでかぶせて合成して、輪郭線を強く表現する手法があります(画像レタッチソフトの、レイヤー機能の基礎操作の知識が必要です https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/layer-basics.html ソフトによっては(皮肉なことにアドビのソフトは、操作の説明やメニューの作り方が、やや不親切)操作が直感的でないので、しばらく????となる人は結構いますが、慣れると各社のソフトで共通することも多く、さほどむつかしくはなくなります). 3DCGアニメ動画・番組でも、3Dソフトで輪郭線を出すのではなく、動画のアドビアフターエフェクト(AE)で後から、レンダリングされた動画に、輪郭線追加レタッチで輪郭の線を出すという手法は、実際は古くからおこなわれており、静止画でも2Dの画像編集ソフトで、輪郭線を足すという手法も実際には全然ありな世界です(というか使われていたw)

レイヤー機能の、下はAffinity Photoの画面ですが、

のどれかで合成してやると、かなりいい感じで輪郭線(アウトライン)が付け加えられます

Adobe Photoshop Elements 2024だと、まず画像を読み込み、ガイドモードで読み込んだ画像に

Adobe Photoshp Elements 2024操作画面

「鉛筆スケッチ」を加えると、

必要なら調整をして、輪郭スケッチが終わって、

右の「詳細設定」をクリックし

右下の1のレイヤーのところをクリックしてレイヤー構成を開くと

自動的にレイヤー構成を作ってくれるのが、2で表示されるので、ほかのソフトのように、スケッチ画像としたものと、元画像を、最初からレイヤーグループとしてまとめてくれています、

輪郭スケッチのレイヤーを、試しに「焼きこみカラー(個人的には、「焼きこみリニア」のほうが好み)」にして合成モードにすると

一気に輪郭線を強く出すことに成功します。

そして最終調整したのが↓

この、あとから画像ソフトのスケッチ機能で輪郭線を追加し、レイヤー合成する、方法では、元のレンダリング画像に、かすかでもアウトライン輪郭線が出ているときは、かなり有効です。

が、元のレンダ絵にアウトラインの輪郭線が「かすかにすら」ない場合は、フォトショップなどのスケッチ機能では、輪郭などを検出できないため、線=ラインが作られないことが多く、以下の例でも分かるように、思ったほど「スケッチ」効果フィルターの効果はないので、注意しましょう。

後から動画や画像編集ソフトの「スケッチ」フィルター機能などで、3Dソフトの元のレンダリング画像に輪郭を付け加えようとしても、3Dソフトのレンダリング画像に、わずかな輪郭ラインすらもない場合、画像ソフトでは思ったような輪郭の線を生成できなくなる 3Dソフトのシェーダーなどの設定で、レンダリング画像を作るときに、細くても、かすかでもいいから輪郭線が出せるようにしておかないと、画像ソフトや、動画編集ソフトで後レタッチでの輪郭線の追加は、明暗差や色の違いがはっきりしていないところには出ないことが多い

後レタッチで、輪郭線をより強く見せる手法はあくまでも補助的なもの。

AdobeのPhotoshop Elementsは2024バージョンになって、プロ用にしかなかった自動カラーマッチ機能がようやく搭載されたりしましたが、紙のマニュアルもろくなものついてこないのに、2万円近くと妙に高くなってますよね


漫画コミック調の線画=アウトラインフィルター機能が欲しいなら、

日本製の

Clip Studio Paint(クリップスタジオペイント=クリスタ)の最上位バージョンのEXについているLT変換機能が、最初から漫画絵用にチューニングしてあるので使いやすいかもしれません

Clip Studio Paint EX(クリップスタジオペイント EX) 最上位バージョンのEXには、LT変換機能という、漫画コミックに合わせた輪郭抽出機能があり、漫画絵には向いている

3Dソフトのトゥーンレンダリングのイラスト編集に最適なソフトは?クリスタ?


3Dソフトでの輪郭抽出にこだわるなら、

Blenderでは

背面法

フレネル(Fresnel)式

Freestyle

コンポジットノードを組む(これフォトショップなど、画像編集ソフトの、スケッチモードなどの輪郭抽出と原理は酷似しているような)

明暗法


Daz Studioの別売り

3Delightレンダラーエンジン専用の、アウトライン輪郭線抽出ツール としてLineRender9000があり、自動で各種シェーダーを組むカメラを内蔵し、シェーダーのフレネル方式、コンポジット方式(塗分け法)などによる、アウトライン輪郭線を引き出す ColorIDによる塗分け法では、シェーダーの変更だけでは出せない輪郭線が出る

LineRender9000

https://www.daz3d.com/linerender9000

**類似製品としてDaz には、Camera Magic: ToonyCam Pro というのも以前ありましたが、Daz Studioのバージョンアップで使えなくなり、販売は停止となりました

で、輪郭線取り出しでひーこらいうより

Photoshopなど、画像編集ソフトの輪郭抽出やスケッチ作成機能を使って、輪郭線を取り出し、

それを元画像とレイヤーでかぶせて、合成したほうが

あるいは楽かもしれませんね


Adobe Photoshop Elementsで、ほかの画像を後から、レイヤー画像として追加で付け加えるやり方 

複数の画像の読み込みについて

https://community.adobe.com/t5/photoshop-elements%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0-discussions/%E8%A4%87%E6%95%B0%E3%81%AE%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%81%AE%E8%AA%AD%E3%81%BF%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/td-p/10259112?profile.language=ja

Adobe Photoshop でレイヤーに画像を追加

https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/add-picture-as-layer.html



モデル

ライセンス表記 (c)Mirai Akari Project

ミライアカリの公式MMDモデルは、常識的な範囲内での改造使用が認められている、Vtuberの公式モデルとしては、キズナアイと並び、使用条件が緩い、珍しめのモデルですが(Vtuber初期にはそういう条件で公式MMDモデルが公開されたのは、ほかにも電脳少女シロとか普通だったが)

商用とか、別人格への改造行為、過激な性行為などの非常識な用途に使うと規約違反になるので注意

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タグ: アニメ調レンダリングの方法

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人間や人形の肌を明るくレタッチする方法【写真レタッチの基本】レイヤーとスクリーン調整を利用する方法

人間のポートレートはもちろん、アニメフィギュア撮影でも、

撮影すると、現場の環境、時間や、使える、レフ板、ストロボなどのライトや、自然光、スタッフ人数などのからみなどで、肌が暗い写真になってしまう場合も、特に屋外撮影だとあります

Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E) at F/4.5

こんな場合は、調整レイヤーとスクリーン(Screen)を使って肌の部分だけを明るくする方法があります

以下結果、

まあ、めんどうだったので他の部分も多少影響を受けていますが、丁寧にやれば肌の部分だけを明るくできます

RAW現像で肌の部分の明るさだけを無理に持ち上げるより、階調などの破綻が少ないのがメリットです

上の例はAffinity Photoで行ったもので、Photoshopとはちょいと手順が異なりますが、

基本のやり方は、

薮田織也の <中級編>写真レタッチ講座2 ~簡単操作で肌だけ明るく #1

Posted On2014 7月 31

By :薮田 織也

スタジオグラフィックス

Affinity Photoでも基本は同じですが、ちょいとお作法が異なるので、暇があったら、この解説記事を補充するか、あるいは別の記事で書きます

****モデルやフィギュアの肌の部分に白飛びを作るのはご法度か?

学校とか、商業の化粧品などのカタログ写真、模型の見本写真では、基本はご法度です

というわけで以下の記事も参考にするといい

薮田織也の <上級編>写真レタッチ講座2 ~人物写真のハイライト部を上手に補修する方法

Posted On2015 3月 12

By :薮田 織也

ただし、自分の作品写真とかであれば、自分の表現の世界で、全体の絵として受け入れられる場合は、ありです、グラビア写真集でも一部に白飛びが目立つ写真を入れるのも、表現上効果があるならあり

この場合は他人の評価次第なので、好きにすればいい

間違っても、白飛びしたらだめと、まるであたかもコーランのような聖典のように唱えて歩くお馬鹿さんにはならないように 

巨大便所掲示板にはよくいますがw

「常識にとらわれない魅せる花撮影」並木隆氏

https://www.sony.jp/feature/contents/a/flower_spring_01_lp/?s_pid=feature_products_104

“白とび”や”黒つぶれ”は「いけないもの」と、多くの人が思いがちなのですが、そんなことはありません。上記並木記事


画像レタッチの基本、白い服やドレスと肌色の露出の調整【RAW現像より、マスク処理や選択範囲をうまくできるテクニックのほうが重要】

調整レイヤーの「スクリーン」(加法混色)機能で、必要な部分を明るく【画像写真レタッチの手引 ヌードビーチのレタッチ講座】RAW現像から卒業しよう Affinity Photo

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モデルフィギュア 湖月エリナ 1/4 バニー

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フィギュア撮影でも白黒写真に挑戦しよう【モノクロ撮影のすすめとコツ】

人間の目で見る写真の評価は、色がほとんどなので、その人間にとって重要な色を抜いた白黒写真では、光線のメリハリが作画の肝になります

また、モノクロにすると色は照度(明度)の情報しか残らなくなりますが、全く違う色で照度がほぼ同じ色があるため、モノクロにすると、たとえば、赤と青の照度はほぼ同じなため、両方の色の区別が白黒写真ではつかなくなるため、事前に白黒写真に適した色の構成を考えることも必要になる場合もあります(デジタル写真であれば、後レタッチで補う方法もある)

戯れに撮影したモノクロ

Samyang 135mm F2 ED UMC

RAW現像を馬鹿にする記事を当ブログと関連ブログでは多数展開するこのブログですが、モノクロだとRAWで撮影して現像したほうがいいかなと、多少RAW現像に肯定的な意見にもちょいと賛成します

モノクロは、カラー写真より明暗差を大きくとったほうがいいので、コントラストを高くすることが多く、RAWデーターのチンカスの余裕がほしいかなと思わんでもないときがありますから

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カラー写真を、迫力あるモノクロ=白黒写真に変換するテクニック解説【英国商業写真家Karl Taylorの指導動画】写真レタッチ講座 How to convert color picture into stunning Black and White Picture

白黒、モノクロの調整レイヤー機能のない画像編集ソフトでの、カラー写真から印象深い白黒写真に変換する方法

「第9回 モノクロームの処理基礎篇」

画像処理・解説:大里宗也(VONS pictures)2011年07月08日 Shuttle 玄光社

https://shuffle.genkosha.com/software/photoshop_navi/retouch/7880.html

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モデルフィギュア 英梨々スペンサー 1/4 バニー

フィギュア(ミニチュア)撮影とレンズの焦点距離【マクロレンズ・接写レンズの選び方】

Jpeg撮影データーでの歪曲収差の補正Affinity Photoでの画像レタッチ【レンズの歪み補正ガイド】画像修正レタッチの方法

JpegやTiffで撮影したデーターでも、Affinity Photoに内蔵あるいは、追加のレンズカメラデーターがある場合は、カメラのEXIF情報にカメラとレンズの情報が記録される画像なら、Affinity Photoが自動的に認識しますので、以下の手順を踏みます この場合RAWである必要はない

Affinity Photoのレンズ収差補正データー(Lens Profile)の入手法

上の方のプルダウンメニューから

フィルター → ゆがみ → レンズ補正

の項目を選ぶと、

上のように使用したカメラとレンズの情報を示すパネルが現れて、自動的にレンズのゆがみで生じる歪曲収差が補正されるので、右下の適応(A)のところをマウスで左クリックで修正

*カメラのデーターが出てこないなら、同じようなフルサイズ、あるいはAPS-Cカメラのデーターを指定してやります。カメラの形式のある場所をマウスで左クリックすると選択メニューが出ます

Affinity Photoはボランティアの助けを借りているので、レンズとカメラのデーターが揃っていない場合もありますが、特にレンズのデーターがない場合は、手動で補正します

ひねくれた歪曲収差出ない、素直な歪曲収差であれば手動でも結構補正できます

さて、以下のように

フィルター → ゆがみ → レンズゆがみ とプルダウンメニューから選び

すると、以下のウィンドウパネルが開くので

左側に

ゆがみとあるところのスライダーを左に動かすと、樽型歪曲収差補正となり、

スライダーを右に動かすと、糸巻き歪曲収差の補正ができます

ちょうどいい塩梅になったら、「適応(A)」を左クリックして確定

**手動だと、ひねくれたグニャグニャの歪曲収差の補正は困難

Affinity Photoが低価格なソフトで、こうしたレンズ補正データーは、ボランティアの善意だよりなので、マイナーとか最新のレンズの補正データーがなかったりするのがやや不便なところ

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RAW現像のときは、RAW現像の右下パネルでレンズを選び、レンズ補正の項目にチェックを入れると、ゆがみ補正パラメーターが動かせるようになるのでそれで補正 まあ自動で最適な位置にしてくれますけど

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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モデルフィギュア

桜島麻衣 1/4 バニーバージョン

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周辺減光の補正Affinity Photoでの画像レタッチ【画像編集のやり方ガイド】

Affinity Photoでの、レンズによって生じる、周辺減光の補正は、

上のプルダウンメニューから、

フィルター → カラー → ビネットを除去でマウス左クリック

すると以下のパネルが出るので、好みの数字にして周辺が暗くなる周辺減光のの補正をし、完了したらOKをクリック

すぐ上にある「ビネット」のメニューを選ぶと、

以下のように、より細かく調整項目がでて、周辺減光を目立たなくさせる以外にも、周辺減光を強めることもできますが、初心者は、ちょいとわかりにくい、コツがいる場合もあるので

通常は、周辺減光を明るく補正のほうが多いので、「ビネットを除去」の方のコマンドで十分


RAWで撮影したほうが、チンカスほど周辺減光修正レタッチのゆとりが生じるので、シビアな撮影ではRAWデーターでやったほうがいいですが、通常はJPEGのデーターからの補正でも間に合います

タグ: affinity photo

アオリレンズのシフト機能を使ったパノラマ撮影で、フルサイズカメラをなんちゃってデジタル中判カメラとして使う【ステッチ(スティッチ)分割撮影でのパノラマ合成】

ハイパス(高域シャープネス)の話、写真のレタッチではシャープネス加工は、アンシャープマスクが基本のように言われますが、【Affinity Photo使い方機能解説】

画像編集ソフト、Affinity Photoのシャープ機能の説明を見ると

シャープ化フィルター

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Filters/sharpenFilters.html?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E5%8C%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF

「シャープ化フィルタを使用して、少しぼやけたようにみえる写真をくっきりさせることができます」(上記解説記事引用)

として、以下の三種類の

明瞭度シャープ化加工に、効果的な場所のコントラストを変化させ、画像をシャープ化します。
ハイパス画像のエッジをシャープにします。
アンシャープマスクハイパスの代わりとして、画像のエッジをシャープにする。

という三種類のシャープネス加工フィルターが、Affinity Photoでは内蔵されていると解説しています

よく言われる明瞭化という、他のソフトでも同じ用語が広まっている機能は、中間階調のコントラストをいじり、それによってシャープさを弱くしたり強くしたりする機能。コントラストは解像感=シャープさと関わらないと思われがちですが、実際は強く影響するのです

ハイパスは、

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Filters/sharpenFilters.html?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E5%8C%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF

「ハイパスフィルターは、急激なカラー変化が生じる部分(通常はエッジ部)の細部を保持し、画像の残り部分を抑制します。」(上記Affinity説明記事)

と、この説明では、シャープに見える部分として有効な色の変化の強い部分をよりシャープにし、他の部分のシャープさはそのままにしておくという説明で、一部の有効な部分だけにシャープネスを強くかけるものと説明しています。まあ、エンボスとか呼ばれる輪郭抽出フィルターを応用したものだともいえます

アンシャープマスクは、

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Filters/sharpenFilters.html?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E5%8C%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF

この、一般の写真レタッチRAW現像解説サイトでシャープ加工でよく使われるアンシャープマスクは、画像全体に影響を与えるという解説どおり、ボケていてシャープである必要のないところもシャープ加工してしまうたメ、必要のない部分にはマスクを被せるなどの作業が必要なことがあると書いています

しきい値の数字を多くくするとザラつきが出るということも注意されていて

まあ、大部分がボケてる写真で、このアンシャープマスクを強くかけると、ザラザラして、変な具合になる可能性もあるということです。


というわけで、手っ取り早く画像をシャープに見えるように加工するには、あちこちで標準シャープ化加工ツールのように言われるアンシャープマスクではなく、明瞭化やハイパス(高域シャープネス)を使ったほうが、楽であるケースが大部分ということもできます。

さて、今回はAffinity Photoのハイパスについて見ていきますが、

ハイパス

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Filters/sharpenFilters.html?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E5%8C%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF

には、

「半径の値を大きくしてハイパスフィルターを複製レイヤーに適用し、コントラスト描画モード(オーバーレイ、ソフトライト、ハードライトなど)と組み合わせると、便利なシャープ化技法として利用できます。…[レイヤー]メニューの[新規ライブフィルターレイヤー]カテゴリからアクセスできます。」(上記記事リンクより引用)

とありますので、

Nikon AI AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-ED+Nikon TC-14EII改造でのセミマクロレンズとしての実写サンプルレビュー【キモオタ写真道】テレコン画質

の記事で使った写真で、実験

まずハイパス機能の呼び出し方

すると、ライブハイパスという窓が右下に出ますが、画像はグレーの世界になっちゃいます

そこで、ライブハイパスのウィンドウの右下の「描画モード」のプルダウンメニューをマウスで左クリックすると、

すると、以下のようにメニューが出るので、

どれを選ぶかという話になると、Affinity Photoのオンライン説明ではまずオーバーレイ、ソフトライト、ハードライトなどと、なっているので

オーバーレイをえらぶと、

ハイパスの効果を強くするには左の半径の数値を上げれば良いので、スライダーを右に動かすか、0pxの数字を大きくなるように入力すると、

今回は100としました、

シャープさが向上しているのがわかります。効果を弱くしたければ、オーバーレイではなくソフトライト、効果を強くしたければ、ハードライト、あるいは「リニアライト」を選ぶといい

このハイパスによるシャープ加工は、コントラストをやや変化させるので、コントラスト的な変化を好まないときは、従来のアンシャープマスクのほうが好ましいといえます。またアンシャープマスクに比べると効き目がやや弱い。

ですが、アンシャープマスクのように、強くかけると、画像がザラザラになる弊害はあまりない。ので手っ取り早くシャープネスを強くしたいときは、ハイパスのほうがいい場合もあります

さて、ハイパスによるシャープ加工レタッチを確定するには、下のように右上の「結合」をマウスで左クリック。

Affinity Photoのハイパスは、Adobe Photoshopとハイパスと、ほぼ同じもの。Corel PaintShop Proでは高域シャープネスといいます。ソフトごとに名称が異なることも普通なので、ご自身のソフトでは別の名になっている可能性がある


写真家の誤解の歴史 レンズの光学解像力は、「見た目の解像感」とは必ずしも一致しない。コントラストと解像感のトリック 絞り込んでいくと解像感は上がっても、実際の解像力は下がっているという目の錯覚の原理

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日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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モデルフィギュア

桜島麻衣 1/4 バニーバージョン

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